ヴェルヴェット・アンダーグラウンド (アルバム)
ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのアルバム
『ヴェルヴェット・アンダーグラウンドIII』[注釈 1](The Velvet Underground)は、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドが1969年に発表した3枚目のアルバム。
『ヴェルヴェット・アンダーグラウンドIII』 | ||||
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ヴェルヴェット・アンダーグラウンド の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | ロサンゼルス、TTGスタジオ(1968年11月 - 12月) | |||
ジャンル | ロック | |||
時間 | ||||
レーベル | MGMレコード | |||
プロデュース | ヴェルヴェット・アンダーグラウンド | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
ヴェルヴェット・アンダーグラウンド アルバム 年表 | ||||
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『ローリング・ストーン』誌の「500 Greatest Albums of All Time」(2020年版)において143位を記録[1]。また、「NME 's 100 Best Albums Of All Time」において21位を記録した。
概要
編集前作『ホワイト・ライト/ホワイト・ヒート』(1968年)の発表後にジョン・ケイルが脱退し、新メンバーのダグ・ユールが初めて参加したアルバムである。発売当初より2つの異なるステレオ・ミックスが存在する。一つはMGMレコードのエンジニアであるヴァル・ヴァレンティンによるミックス[注釈 2]、もう一つはルー・リードによるミックスである。前者と比較して後者はより近くで歌っているように聞こえることから、後述の45周年記念盤への収録時に「クローゼット・ミックス / Closet Mix」という通称がつけられたほか、「サム・カインダ・ラブ」は採用されたテイクが異なる。
数多くのカバー・バージョンがある「ペイル・ブルー・アイズ」、モーリン・タッカーがリード・ボーカルをとった「アフター・アワーズ」、メンバー全員で歌う「殺人ミステリー」などがよく知られる。
レコードの表ジャケットと裏ジャケットの写真は、アンディ・ウォーホルの「ファクトリー」の一員であるビリー・ネームが撮影した。
収録曲
編集作詞・作曲はルー・リードによる。
- サイド 1
- キャンディ・セッズ - "Candy Says" (4:04)
- ホワット・ゴーズ・オン - "What Goes On" (4:55)
- サム・カインダ・ラブ - "Some Kinda Love" (4:03)
- ペイル・ブルー・アイズ - "Pale Blue Eyes" (5:41)
- ジーザス - "Jesus" (3:24)
- サイド 2
- ビギニング・トゥ・シー・ザ・ライト - "Beginning to See the Light" (4:41)
- アイム・セット・フリー - "I'm Set Free" (4:08)
- ザッツ・ザ・ストーリー・オブ・マイ・ライフ - "That's the Story of My Life" (1:59)
- 殺人ミステリー - "The Murder Mystery" (8:55)
- アフター・アワーズ - "After Hours" (2:07)
パーソネル
編集- ルー・リード (Lou Reed) - リードギター、リズムギター、ピアノ、リード・ボーカル(A2-5、B1-3)、共同ボーカル(B4)
- ダグ・ユール (Doug Yule) - ベース、オルガン、リード・ボーカル(A1)、共同ボーカル(A5、B4)、バッキング・ボーカル
- スターリング・モリソン (Sterling Morrison) - リズムギター、リードギター、共同ボーカル(B4)、バッキング・ボーカル
- モーリン・タッカー (Maureen Tucker) - パーカッション、リードボーカル(B5)、共同ボーカル(B4)、バッキング・ボーカル
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ “The 500 Greatest Albums of All Time” (英語). Rolling Stone (2020年9月22日). 2021年12月28日閲覧。
- ^ The Velvet Underground - 45th Anniversary Super Deluxe Edition | The Velvet Underground | Music, News, Reissues
- ^ THE VELVET UNDERGROUND | ヴェルヴェット・アンダーグラウンド - ヴェルヴェット・アンダーグラウンド<45周年記念盤 スーパー・デラックス・エディション> - UNIVERSAL MUSIC JAPAN