ヴィクトル・バルク

スウェーデン出身の軍人、国際オリンピック委員会の初代メンバー、元国際スケート連盟会長

ヴィクトル・グスタフ・バルクスウェーデン語: Viktor Gustaf Balck1844年4月25日 - 1928年5月31日)は、スウェーデン出身の軍人。元国際スケート連盟会長。「スウェーデンのスポーツの父」と呼ばれている。

ヴィクトル・バルク
生誕 ヴィクトル・グスタフ・バルク
(1844-04-25) 1844年4月25日
 スウェーデンカールスクルーナ
死没 (1928-05-31) 1928年5月31日(84歳没)
カールスクルーナ
職業 ストックホルム
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生涯

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軍人時代

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カールスクローナで生まれ、1861年にスウェーデン陸軍士官学校にスウェーデン海軍士官候補生として参加[1]1866年ネルケ連隊の少尉に任。1875年に中尉に昇進し、同連隊に所属し、1884年には大尉に昇進した[1]

1894年スウェーデン陸軍の少佐、1900年に中佐、1904年に大佐に昇進した。1909年に予備役に転属し、1914年には名誉少将に昇進[1]

スポーツ振興から晩年

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1894年国際オリンピック委員会の初代メンバーのひとりとなり、1913年にスウェーデンオリンピック委員会の副会長に就任。また1901年から開催されたノルディックゲームズの発起人となった[1]

1894年から1924年までは国際スケート連盟の会長を務め、長年の国際的なスポーツ振興が認められ、イギリス聖マイケル・聖ジョージ勲章の名誉騎士団長に任命された。そのためイギリスでは「KCMG」と呼ばれている[1][2]

1928年5月31日ストックホルムで死去[1]

脚注

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出典

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  1. ^ a b c d e f Nordisk familjebok”. runeberg.org. 2024年9月10日閲覧。
  2. ^ Stockholm 1912”. archive.org. 2024年9月10日閲覧。