ローラのF3000車両
ローラのF3000車両 (Lola F3000 cars) は、イギリスのコンストラクターメーカー・ローラが開発したフォーミュラカー(F3000)の一覧である。
ローラ・T950
編集カテゴリー | フォーミュラ3000 |
---|---|
後継 | ローラ・T86/50 |
主要諸元 | |
シャシー | カーボンファイバー/ケブラー コンポジット アルミニウム ハニカム モノコック |
サスペンション(前) | ダブルウィッシュボーン プルロッド アクチュアテッド コイルスプリングス オーバー ショックアブソーバー アンチロールバー |
サスペンション(後) | インデペンデント ロウワーウィッシュボーン, ロッカーアーム, コーアクシャル コイルスプリングス オーバー テレスコピック ショックアブソーバー アンチロールバー |
トレッド |
65 in (1,651 mm) (前) 62 in (1,575 mm) (後) |
ホイールベース | 103 in (2,616 mm) |
エンジン | フォード・コスワース DFV 3.0 L (3,000 cc; 183 cu in) V8 自然吸気 ミッドシップ |
トランスミッション | 5速 マニュアル |
出力 | c. 450 hp (340 kW) |
重量 | 1,188 lb (539 kg) |
燃料 | メタノール |
主要成績 |
ローラ・T86/50
編集カテゴリー | フォーミュラ3000 |
---|---|
先代 | ローラ・T950 |
後継 | ローラ・T87/50 |
主要諸元 | |
シャシー | カーボンファイバー コンポジット ハニカム モノコック |
サスペンション(前) | インデペンデント アンイコール ダブルウィッシュボーン プッシュロッド アクチュアテッド コイルスプリングス オーバー ショックアブソーバー |
サスペンション(後) | インデペンデント ダブルウィッシュボーン コントロールリンクス プッシュロッド アクチュアテッド コイルスプリングス オーバー ショックアブソーバー アンチロールバー |
トレッド |
66 in (1,676 mm) (前) 61.5 in (1,562 mm) (後) |
ホイールベース | 100 in (2,540 mm) |
エンジン | 3.0 L (183 cu in) DOHC V8 自然吸気 ミッドシップ |
トランスミッション | 5速 マニュアル |
出力 | 450 hp (336 kW) @ 9,000 rpm |
重量 | 540 kg (1,190 lb) (ドライバー込み) |
タイヤ | エイヴォン |
主要成績 |
ローラ・T86/50 (Lola T86/50) は、1986年の国際F3000選手権で使用された。
ローラ・T87/50
編集カテゴリー | フォーミュラ3000 |
---|---|
先代 | ローラ・T86/50 |
後継 | ローラ・T88/50 |
主要諸元 | |
シャシー | カーボンファイバー コンポジット ハニカム モノコック |
サスペンション(前) | インデペンデント アンイコール ダブルウィッシュボーン プッシュロッド アクチュアテッド コイルスプリングス オーバー ショックアブソーバー |
サスペンション(後) | インデペンデント ダブルウィッシュボーン コントロールリンクス プッシュロッド アクチュアテッド コイルスプリングス オーバー ショックアブソーバー アンチロールバー |
トレッド |
66 in (1,676 mm) (前) 61.5 in (1,562 mm) (後) |
ホイールベース | 100 in (2,540 mm) |
エンジン | 3.0 L (183 cu in) DOHC V8 自然吸気 ミッドシップ |
トランスミッション | 5速 マニュアル |
出力 | 450 hp (336 kW) @ 9,000 rpm |
重量 | 540 kg (1,190 lb) (ドライバー込み) |
タイヤ | エイヴォン |
主要成績 |
ローラ・T87/50 (Lola T87/50) は、1987年の国際F3000選手権と全日本F3000選手権で使用された[4][5][6][7]。
ローラ・T88/50
編集カテゴリー | フォーミュラ3000 |
---|---|
コンストラクター | ローラ |
先代 | ローラ・T87/50 |
後継 | ローラ・T89/50 |
主要諸元 | |
シャシー | カーボンファイバー コンポジット ハニカム モノコック |
サスペンション(前) | インデペンデント アンイコール ダブルウィッシュボーン プッシュロッド アクチュアテッド コイルスプリングス オーバー ショックアブソーバー |
サスペンション(後) | インデペンデント ダブルウィッシュボーン コントロールリンクス プッシュロッド アクチュアテッド コイルスプリングス オーバー ショックアブソーバー アンチロールバー |
トレッド |
66 in (1,676 mm) (前) 61.5 in (1,562 mm) (後) |
ホイールベース | 100 in (2,540 mm) |
エンジン | 3.0 L (183 cu in) DOHC V8 自然吸気 ミッドシップ |
トランスミッション | 5速 マニュアル |
出力 | 450 hp (336 kW) @ 9,000 rpm |
重量 | 540 kg (1,190 lb) (ドライバー込み) |
タイヤ | エイヴォン |
主要成績 |
ローラ・T88/50 (Lola T88/50) は、1988年の国際F3000選手権で使用された。
ローラ・T89/50
編集カテゴリー | フォーミュラ3000 |
---|---|
コンストラクター | ローラ |
先代 | ローラ・T88/50 |
後継 | ローラ・T90/50 |
主要諸元 | |
シャシー | カーボンファイバー コンポジット ハニカム モノコック |
サスペンション(前) | インデペンデント アンイコール ダブルウィッシュボーン プッシュロッド アクチュアテッド コイルスプリングス オーバー ショックアブソーバー |
サスペンション(後) | インデペンデント ダブルウィッシュボーン コントロールリンクス プッシュロッド アクチュアテッド コイルスプリングス オーバー ショックアブソーバー アンチロールバー |
トレッド |
66 in (1,676 mm) (front) 61.5 in (1,562 mm) (rear) |
ホイールベース | 100 in (2,540 mm) |
エンジン | 3.0 L (183 cu in) DOHC V8 自然吸気 ミッドシップ |
トランスミッション | 5速 マニュアル |
出力 | 463 hp (345 kW) @ 9,000 rpm |
重量 | 540 kg (1,190 lb) (ドライバー込み) |
タイヤ | エイヴォン |
主要成績 |
ローラ・T89/50 (Lola T89/50) は、1989年の国際F3000選手権で使用された[10]。その後スポーツプロトタイプレースカーに改造され、1994年から1995年にかけてインターセリエで使用された[11]。
ローラ・T90/50
編集カテゴリー | フォーミュラ3000 |
---|---|
先代 | ローラ・T89/50 |
後継 | ローラ・T91/50 |
主要諸元 | |
シャシー | カーボンファイバー コンポジット ハニカム モノコック |
サスペンション(前) | インデペンデント アンイコール ダブルウィッシュボーン プッシュロッド アクチュアテッド コイルスプリングス オーバー ショックアブソーバー |
サスペンション(後) | インデペンデント ダブルウィッシュボーン コントロールリンクス プッシュロッド アクチュアテッド コイルスプリングス オーバー ショックアブソーバー アンチロールバー |
トレッド |
67–67.4 in (1,702–1,712 mm) (前) 61.4–62.4 in (1,560–1,585 mm) (後) |
ホイールベース | 103.5 in (2,629 mm) |
エンジン | 3.0 L (183 cu in) DOHC V8 自然吸気 ミッドシップ |
トランスミッション | 5速 マニュアル |
出力 | 450 hp (336 kW) @ 9,000 rpm |
重量 | 540 kg (1,190 lb) (ドライバー込み) |
タイヤ | エイヴォン |
主要成績 |
ローラ・T91/50
編集カテゴリー | フォーミュラ3000 |
---|---|
先代 | ローラ・T90/50 |
後継 | ローラ・T92/50 |
主要諸元 | |
シャシー | カーボンファイバー コンポジット ハニカム モノコック |
サスペンション(前) | インデペンデント アンイコール ダブルウィッシュボーン プッシュロッド アクチュアテッド コイルスプリングス オーバー ショックアブソーバー |
サスペンション(後) | インデペンデント ダブルウィッシュボーン コントロールリンクス プッシュロッド アクチュアテッド コイルスプリングス オーバー ショックアブソーバー アンチロールバー |
トレッド |
67–67.4 in (1,702–1,712 mm) (前) 61.4–62.4 in (1,560–1,585 mm) (後) |
ホイールベース | 103.5 in (2,629 mm) |
エンジン | 3.0 L (183 cu in) DOHC V8 自然吸気 ミッドシップ |
トランスミッション | 5速 マニュアル |
出力 | 450 hp (336 kW) @ 9,000 rpm |
重量 | 540 kg (1,190 lb) (ドライバー込み) |
タイヤ | エイヴォン |
主要成績 |
ローラ・T91/50 (Lola T91/50) は、1991年の国際F3000選手権で使用された。
ローラ・T92/50
編集カテゴリー | フォーミュラ3000 |
---|---|
先代 | ローラ・T91/50 |
後継 | ローラ・T93/50 |
主要諸元 | |
シャシー | カーボンファイバー コンポジット ハニカム モノコック |
サスペンション(前) | インデペンデント アンイコール ダブルウィッシュボーン プッシュロッド アクチュアテッド コイルスプリングス オーバー ショックアブソーバー |
サスペンション(後) | インデペンデント ダブルウィッシュボーン コントロールリンクス プッシュロッド アクチュアテッド コイルスプリングス オーバー ショックアブソーバー アンチロールバー |
トレッド |
67–67.4 in (1,702–1,712 mm) (前) 61.4–62.4 in (1,560–1,585 mm) (後) |
ホイールベース | 103.5 in (2,629 mm) |
エンジン | 3.0 L (183 cu in) DOHC V8 自然吸気 ミッドシップ |
トランスミッション | 5速 マニュアル |
出力 | 450 hp (336 kW) @ 9,000 rpm |
重量 | 540 kg (1,190 lb) (ドライバー込み) |
タイヤ | エイヴォン |
主要成績 |
ローラ・T92/50 (Lola T92/50) は、1992年の国際F3000選手権で使用された[15]。その後スポーツプロトタイプシャシーに改造され、インターセリエで使用された[16]。
ローラ・T93/50
編集カテゴリー | フォーミュラ3000 |
---|---|
先代 | ローラ・T92/50 |
後継 | ローラ・T94/50 |
主要諸元 | |
シャシー | カーボンファイバー コンポジット ハニカム モノコック |
サスペンション(前) | インデペンデント アンイコール ダブルウィッシュボーン プッシュロッド アクチュアテッド コイルスプリングス オーバー ショックアブソーバー |
サスペンション(後) | インデペンデント ダブルウィッシュボーン コントロールリンクス プッシュロッド アクチュアテッド コイルスプリングス オーバー ショックアブソーバー アンチロールバー |
トレッド |
67–67.4 in (1,702–1,712 mm) (前) 61.4–62.4 in (1,560–1,585 mm) (後) |
ホイールベース | 103.5 in (2,629 mm) |
エンジン | 3.0 L (183 cu in) DOHC V8 自然吸気 ミッドシップ |
トランスミッション | 5速 シーケンシャルマニュアル |
出力 | 450 hp (336 kW) @ 9,000 rpm |
重量 | 540 kg (1,190 lb) (ドライバー込み) |
主要成績 |
ローラ・T93/50 (Lola T93/50) は、1993年の全日本F3000選手権、1994年のイギリスF2選手権で使用された。
ローラ・T94/50
編集カテゴリー | フォーミュラ3000 |
---|---|
先代 | ローラ・T93/50 |
後継 | ローラ・T95/50 |
主要諸元 | |
シャシー | カーボンファイバー コンポジット ハニカム モノコック |
サスペンション(前) | インデペンデント アンイコール ダブルウィッシュボーン プッシュロッド アクチュアテッド コイルスプリングス オーバー ショックアブソーバー |
サスペンション(後) | インデペンデント ダブルウィッシュボーン コントロールリンクス プッシュロッド アクチュアテッド コイルスプリングス オーバー ショックアブソーバー アンチロールバー |
トレッド |
67–67.4 in (1,702–1,712 mm) (前) 61.4–62.4 in (1,560–1,585 mm) (後) |
ホイールベース | 103.5 in (2,629 mm) |
エンジン | 3.0 L (183 cu in) DOHC V8 自然吸気 ミッドシップ |
トランスミッション | 5速 シーケンシャルマニュアル |
出力 | 450 hp (336 kW) @ 9,000 rpm |
重量 | 530 kg (1,168 lb) (ドライバー込み) |
主要成績 |
ローラ・T94/50 (Lola T94/50) は、1994年の全日本F3000選手権、国際F3000選手権で使用された。
ローラ・T95/50
編集カテゴリー | フォーミュラ3000 |
---|---|
先代 | ローラ・T94/50 |
後継 | ローラ・T96/50 |
主要諸元 | |
シャシー | カーボンファイバー コンポジット ハニカム モノコック |
サスペンション(前) | インデペンデント アンイコール ダブルウィッシュボーン プッシュロッド アクチュアテッド コイルスプリングス オーバー ショックアブソーバー |
サスペンション(後) | インデペンデント ダブルウィッシュボーン コントロールリンクス プッシュロッド アクチュアテッド コイルスプリングス オーバー ショックアブソーバー アンチロールバー |
トレッド |
67–67.4 in (1,702–1,712 mm) (前) 61.4–62.4 in (1,560–1,585 mm) (後) |
ホイールベース | 103.5 in (2,629 mm) |
エンジン | 3.0 L (183 cu in) DOHC V8 自然吸気 ミッドシップ |
トランスミッション | 5速 シーケンシャルマニュアル |
出力 | 450 hp (336 kW) @ 9,000 rpm |
重量 | 530 kg (1,168 lb) (ドライバー込み) |
主要成績 |
ローラ・T95/50 (Lola T95/50) は、1995年の全日本F3000選手権、国際F3000選手権で使用された。
ローラ・T96/50
編集
トーマス・エンゲが駆るT96/50(1998年) | |
先代 | ローラ・T95/50 |
---|---|
後継 | ローラ・B99/50 |
主要諸元 | |
シャシー | カーボンファイバー コンポジット ハニカム モノコック |
ホイールベース | 2,819 mm (111 in) |
エンジン | 3.0 L (183 cu in) DOHC V8 自然吸気 ミッドシップ |
トランスミッション | 5速 マニュアル |
出力 | 450–460 hp (336–343 kW) @ 9,000 rpm |
重量 | 540 kg (1,190 lb) (ドライバー込み) |
タイヤ | エイヴォン |
主要成績 |
ローラ・T96/50 (Lola T96/50) は、1996年から1998年まで国際F3000選手権 (1999年にはイタリアF3000選手権}}) で使用され、1998年にローラ・B99/50にスイッチした。フォーミュラ・ニッポンではローラ・T96/51およびローラ・T96/52と呼ばれるシャシーで1999年まで使用され、無限・MF308を搭載していた[17]。
スペック
編集- エンジン: コスワース DFY/ザイテック-ジャッド KV F3000 3.0 L (183 cu in) DOHC V8[18]
- 最大出力: 450–460 hp (336–343 kW) @ 9,000 rpm
- トルク出力: 276–290 lb⋅ft (374–393 N⋅m) @ 6,900 rpm
- 圧縮比: 13.6:1
- ボア: 88–89 mm (3.5–3.5 in)
- ストローク: 60.2–61.5 mm (2.4–2.4 in)
- エンジン重量: 120 kg (265 lb)
- ギアボックス: 5速シーケンシャルマニュアルギアボックス + 後進1速
- 重量: 540 kg (1,190 lb) (ドライバー込み)
- 燃料: 無鉛ガソリン
- 燃料供給: ザイテック電子間接燃料噴射
- 吸気方式: 自然吸気
- フロントトレッド幅: 1,708 mm (67 in)
- リアトレッド幅: 1,594 mm (63 in)
- ホイールベース: 2,819 mm (111 in)
- 全長: 4,405 mm (173 in)
- ステアリング: 非アシストラックラック&ピニオン
ローラ・B99/50
編集ローラ・B02/50
編集脚注
編集- ^ “THE LOLA T950”. 3 November 2022閲覧。
- ^ “F3000 A Promising Start May 1985” (7 July 2014). 3 November 2022閲覧。
- ^ “THE LOLA T86/50”. 2025年3月2日閲覧。
- ^ “How Lola rose to rule F1's feeder series”. us.motorsport.com (30 August 2018). 2025年3月1日閲覧。
- ^ “LOLA AND A TRIBUTE TO ERIC BROADLEY”. www.classicmotorsportnews.com. 2025年3月1日閲覧。
- ^ Couldwell, Clive (May 31, 2012). Formula One: Made In Britain. Random House. ISBN 9781448132942
- ^ Starkey, John; Wells, Ken; Illoinen, Esa (October 8, 2000). LOLA - All the Sports Racing 1978-1997. Veloce Publishing Ltd. ISBN 9781901295009
- ^ “Lola T88/50”. 2 October 2022閲覧。
- ^ “Lola Heritage”. www.lolaheritage.co.uk. 2025年3月1日閲覧。
- ^ “International Scale Modeller”. intscalemodeller.com. 2025年3月1日閲覧。
- ^ “Lola T89/50”. 5 February 2023閲覧。
- ^ “The Lola T90/50”. 9 October 2022閲覧。
- ^ “Lola T90-50 Information Pack”. 9 October 2022閲覧。
- ^ “Lola T91/50”. 5 February 2023閲覧。
- ^ “Lola Heritage”. www.lolaheritage.co.uk. 2025年3月1日閲覧。
- ^ “Lola T92/50”. 5 February 2023閲覧。
- ^ “Lola Heritage”. 20 May 2022閲覧。
- ^ “JUDD KV V8 F3000 Zytek Racing Engine”. juddpower.com (November 10, 2016). 2025年3月1日閲覧。