ローガン・オーハッピー
ローガン・オーハッピー(Logan O'Hoppe, 英語発音:/ˈloʊgən oʊˈhɑpi/;2000年2月9日 - )は、アメリカ合衆国ニューヨーク州サフォーク郡ウェストアイスリップ出身のプロ野球選手(捕手)。右投右打。MLBのロサンゼルス・エンゼルス所属。
ロサンゼルス・エンゼルス #14 | |
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2023年4月9日 | |
基本情報 | |
国籍 | アメリカ合衆国 |
出身地 | ニューヨーク州サフォーク郡ウェストアイスリップ |
生年月日 | 2000年2月9日(24歳) |
身長 体重 |
6' 2" =約188 cm 185 lb =約83.9 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 捕手 |
プロ入り | 2018年 MLBドラフト23巡目(全体677位) |
初出場 | 2022年9月28日 |
年俸 | $730,000(2023年)[5] |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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派遣歴 | |
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この表について
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経歴
編集プロ入りとフィリーズ傘下時代
編集2018年のMLBドラフト23巡目(全体677位)でフィラデルフィア・フィリーズから指名されプロ入り[6]。傘下のルーキー級ガルフ・コーストリーグ・フィリーズでプロデビューし、34試合に出場して打率.367、2本塁打、21打点の成績を記録した。
2019年はA−級ウィリアムズポート・クロスカッターズで45試合に出場して打率.216、5本塁打、26打点の成績を記録した。オフにはオーストラリアン・ベースボールリーグのアデレード・ジャイアンツでプレーした。
2020年は新型コロナウイルスの影響でマイナーリーグの試合が開催されず、公式戦への出場はなかった。
2021年はA+級ジャージーショー・ブルークロウズで開幕を迎え、シーズン途中にAA級レディング・ファイティン・フィルズ、AAA級リーハイバレー・アイアンピッグスへ昇格。3チーム合計で104試合に出場して打率.270、17本塁打、58打点の成績を記録した。
2022年はAA級レディングで開幕を迎え、シーズン途中にはオールスター・フューチャーズゲームに選出された[7]。
エンゼルス時代
編集2022年8月2日にブランドン・マーシュとのトレードで、ロサンゼルス・エンゼルスへ移籍した[8]。移籍後は傘下のAA級ロケットシティ・トラッシュパンダズへ送られた。9月28日、メジャー初昇格にして即先発マスクを被りデビュー[9]し、初打席初安打を記録した。メジャーでは5試合に出場して打率.286、2打点を記録した。
2023年は開幕ロースター入りをマックス・スタッシやマット・サイスらと争っていたが、スプリングトレーニングで好成績を収めたことに加え、スタッシが臀部の張りが原因で故障者リスト入りしたことにより、開幕ロースター入りを実現させた。現地3月30日のオークランド・アスレチックスとの開幕戦で「9番・捕手」として開幕先発出場を果たし、球団史上最年少の開幕戦捕手となった。しかし4月17日のボストン・レッドソックス戦にて左肩を痛めると、同月20日のニューヨーク・ヤンキース戦でも再び左肩を痛め負傷交代した。その後左肩の関節唇損傷により全治4〜6ヶ月と診断され、シーズン中の復帰は絶望的となった[3]。しかし8月19日にアクティブ・ロースターに復帰し、同日に「5番・捕手」で復帰した。[10]
人物
編集学生時代はニューヨーク・ヤンキースのファンで、本拠地のヤンキー・スタジアムに足繁く通っていたという。
2018年4月6日(当時17歳)、ヤンキー・スタジアムでヤンキース対ボルチモア・オリオールズ戦をレフトスタンドで観戦中に、当時オリオールズに所属していたマニー・マチャドのホームランボールをキャッチし、そのボールをグラウンドに投げ返している[11]。
詳細情報
編集年度別打撃成績
編集年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
盗 塁 死 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
敬 遠 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
長 打 率 |
O P S |
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2022 | LAA | 5 | 16 | 14 | 0 | 4 | 0 | 0 | 0 | 4 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 3 | 0 | .286 | .375 | .286 | .661 |
2023 | 51 | 199 | 182 | 23 | 43 | 6 | 0 | 14 | 91 | 29 | 0 | 1 | 0 | 1 | 14 | 0 | 2 | 48 | 4 | .236 | .296 | .500 | .796 | |
2024 | 136 | 522 | 479 | 64 | 117 | 17 | 1 | 20 | 196 | 56 | 2 | 3 | 1 | 1 | 33 | 0 | 8 | 155 | 7 | .244 | .303 | .409 | .712 | |
MLB:3年 | 192 | 737 | 675 | 88 | 164 | 23 | 1 | 34 | 291 | 87 | 2 | 4 | 1 | 2 | 49 | 0 | 10 | 206 | 11 | .243 | .303 | .431 | .734 |
- 2024年度シーズン終了時
年度別守備成績
編集年 度 |
球 団 |
捕手(C) | ||||||||||
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試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 |
捕 逸 |
企 図 数 |
許 盗 塁 |
盗 塁 刺 |
阻 止 率 | ||
2022 | LAA | 5 | 43 | 1 | 0 | 0 | 1.000 | 0 | 3 | 3 | 0 | .000 |
2023 | 49 | 411 | 10 | 2 | 1 | .995 | 3 | 36 | 31 | 5 | .139 | |
2024 | 127 | 962 | 41 | 6 | 0 | .994 | 5 | 114 | 84 | 30 | .263 | |
MLB | 181 | 1416 | 52 | 8 | 1 | .995 | 8 | 153 | 118 | 35 | .229 |
- 2024年度シーズン終了時
記録
編集- MiLB
- オールスター・フューチャーズゲーム選出:1回(2022年)
背番号
編集- 14(2022年 - )
脚注
編集- ^ https://www.chunichi.co.jp/article/553558
- ^ https://twitter.com/mlbjapan/status/1285816848810799105
- ^ a b 「大谷翔平の女房役オハピー捕手が左肩関節唇損傷で手術「不運だった」今季中の復帰は絶望的」『日刊スポーツ』2023年4月24日。2023年4月24日閲覧。
- ^ 「大谷正捕手オハッピーが戦線離脱 左肩の炎症で負傷者リスト入り…大量5選手入れ替え」『Full-Count』2023年4月22日。2023年4月24日閲覧。
- ^ “Logan O'Hoppe Contract Details, Salaries, & Earnings” (英語). Spotrac. 2023年4月18日閲覧。
- ^ Salisbury, Jim. “Logan O'Hoppe Provides Reason For Excitement” (英語). www.baseballamerica.com. 2022年6月17日閲覧。
- ^ “O'Hoppe, Miller Selected for All-Star Futures Game” (英語). MiLB.com. 2022年8月14日閲覧。
- ^ “Angels acquire C Logan O'Hoppe from Philadelphia” (英語). MLB.com. 2022年8月14日閲覧。
- ^ “エンゼルスの22歳捕手・オホッピーがサプライズ先発「家族が飛行機に間に合えばいいんだけど」【MLB】:中日スポーツ・東京中日スポーツ”. 中日スポーツ・東京中日スポーツ. 2022年12月15日閲覧。
- ^ “https://twitter.com/ShoTimeTalk/status/1692672575678136792?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Etweet”. Twitter. 2023年8月19日閲覧。
- ^ “O'Hoppe once threw a HR ball back at Yankee Stadium -- here's proof” (英語). MLB.com. 2023年4月22日閲覧。