レベッカ・クイン
ベッキー・リンチ(Becky Lynch)のリングネームで知られるレベッカ・クイン(Rebecca Quin[1][3]、1987年1月30日[1] - )は、アイルランド共和国の女性プロレスラー。現在はWWEに所属。
ベッキー・リンチ | |
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2019年7月 | |
プロフィール | |
リングネーム |
レベッカ・ノックス[1] ベッキー・リンチ[2] |
本名 |
レベッカ・クイン Rebecca Quin[3][1] |
ニックネーム |
Big Time Becks |
身長 | 5 ft 6 in (1.68 m)[1][4] |
体重 | 135 lb (61 kg)[1][4] |
誕生日 | 1987年1月30日(37歳)[5] |
出身地 |
アイルランド ダブリン県ダブリン[1][4] |
所属 | WWE |
トレーナー |
プリンス・デヴィット[6] ゴンツォ・デ・モンド[1] NWA UKハンマーロック[1] ポール・トレイシー[6] |
デビュー | 2002年11月11日[1] |
来歴
編集インディー団体
編集10代でプリンス・デヴィットとポール・トレイシーが開いたレスリングスクールに入門[5][6]。2002年11月11日、レベッカ・ノックスとしてデビュー[1][5]。
キャリア初期には母国アイルランドで活動、NWAアイルランドでイギリス人のエデン・ブラックと対戦も敗れる[7]。
2006年、SHIMMER初参戦。2月12日のデビュー戦でアリソン・デインジャーに勝利[8]。
2005年11月に初来日。IWGPのメインでアジャ・コング、グラン浜田とタッグを組むが敗れる。9日に後楽園ホールでバトルロイヤルに出場[1][9]。
2006年8月に再び来日し、13日のNEO板橋グリーンホール大会にて浦井百合に勝利[10]。17日の「THE WOMAN」新木場1stRING大会では闘牛・空と組み、GAMI&木村響子に勝利。18日のNEOでは宮崎有妃と組み、ラ・アマポーラ&木村に勝利[11]。20日に「レッスルエキスポ2006」で木村とシングル対戦するが敗れる[1]。
WWE
編集NXT
編集2013年4月8日、WWEとディベロップメンタル契約を結び入団。NXTに所属する[3]。8月29日、リングネームがベッキー・リンチに決まる[2]。
2014年6月26日、NXTにてデビューを果たし、サマー・レイと対戦。サマー・レイがシャーロットとサーシャ・バンクスと仲間割れをしていたところに隙を突いて丸め込み、デビュー戦を勝利で飾った。
WWE
編集2015年7月13日、シャーロットとサーシャ・バンクスと共にWWEへと昇格。RAWにてリング上でマイクパフォーマンスをしていたチーム・ベラ (ブリー・ベラ & ニッキー・ベラ & アリシア・フォックス)に対してステファニー・マクマホンよりディーヴァ戦線に革命を起こす事を宣言され、呼び出される形で登場。自身とシャーロットはペイジとPCB、そしてサシャはナオミとタミーナ・スヌーカとチーム・ビューティフル・アンド・デンジャラス(Team B.A.D.)なるユニットをそれぞれ結成した[12]。
2016年9月11日、Backlash 2016にて新設されたWWEスマックダウン女子王座争奪6パックチャレンジマッチに出場。最後にカーメラにディスアーマーを決めてギブアップを奪い勝利。初代王者に輝いた[13]。
2018年9月16日、WWE Hell in a Cell 2018にてWWEスマックダウン女子王座を保持するシャーロット・フレアーに挑戦。最後にシャーロットのスピアーを切り返して丸め込むと3カウントを奪い勝利。ベルトを奪取した[14]。11.18サバイバー・シリーズでのロンダ・ラウジーとのチャンピオンVSチャンピオンマッチが決定した。しかし11月12日の『ロウ』終盤にスマックダウン女子軍とともに乱入。ベッキーは大流血し、診断の結果鼻骨骨折と脳震盪でサバイバー・シリーズを欠場。ラウジーとの対戦は不可能となった。12月16日のWWE TLCではシャーロット、アスカとのトリプルスレッドTLC戦での選手権試合を行ったが、アスカがベルトを奪取され王座陥落となった。
2019年1月27日、Royal Rumble 2019でアスカとスマックダウン女子王座戦を行うが変形アスカロックに敗れる。その後に行われた女子ランブル戦で28番目に登場したラナが入場中に足首を痛めリングに上がるのが困難の時にベッキーが登場。関係者からの許可を得て出場し、最後にシャーロットと争った。試合はランニング・ビッグブートを避けつつショルダースルーで投げ飛ばすもロープを掴みつつエプロンに踏みとどまったシャーロットをクローズラインで落として初優勝を飾った[15]。翌日の『ロウ』に登場しレッスルマニア35でのロウ女子王座戦でロンダ・ラウジーと対戦するはずだった。しかし翌週のロウで、ロイヤルランブルでのけがの状況に、ベッキーは診断を受けてないことが判明。そのためステファニー・マクマホンから無期限出場停止処分が科せられ、さらにトリプルHにビンタ。さらに11日放送では暴言の謝罪をしたが、CEOビンス・マクマホンがシャーロットともに登場。結局ビンスに対して謝罪拒否。ベッキーは60日出場停止処分が決定。レッスルマニアでの対戦ができなくなったが、そのロンダは同25日のRAWで王座ベルトを置き、翌週に正式返上が決まるとそこでベッキーの出場停止処分を解除と同時に3月10日のファストレーンでシャーロットとのRAW女子王座決定戦が行われる事が決まった。そのファストレーンはシャーロットの猛攻に苦戦するが終盤にロンダが乱入しベッキーに暴行。ベッキーが反則勝ちとなるが王座獲得にはならず、逆にレッスルマニアはこの3人によるRAW女子王座トリプルスレッドマッチが行われる事となった。そんな中、26日のスマックダウンでシャーロットがスマックダウン女子王座を奪還。それを受けて4月1日のRAWの冒頭でステファニー・マクマホンがレッスルマニアのトリプルスレッド戦を2番組の女子タイトルをかけた試合にすると発表。同番組ではベッキーはシャーロット&ロンダと組んでライオッド・スクワットに快勝したが直後に仲間割れを起こして警察沙汰まで発展してしまった。そして迎えたレッスルマニアはシャーロットをリングに置いたテーブルにロンダと協力して叩きつけ葬ったのちにロンダと直接対決となり、ファイヤーマンズキャリーで持ち上げられると切り返しつつ丸め込んで両女子王座を獲得した[16]。
2020年5月11日放送「RAW」で妊娠を発表。同時にロウ女子王座を返上[17]。
エピソード
編集入場曲
編集獲得タイトル
編集- WWE
- WWEロウ女子王座 : 2回
- WWEスマックダウン女子王座 : 4回
- WWE女子タッグチーム王座 : 1回(w / リタ)
- NXT女子王座 : 1回
- ロイヤルランブル : 2019年優勝
- グランドスラム達成
- クイーンズ・オブ・カオス(Queens of Chaos)
- ワールド・クイーンズ・オブ・カオス王座[20]
- スーパーガールズ・レスリング(SuperGirls Wrestling)
脚注
編集- ^ a b c d e f g h i j k l m n o “Online World of Wrestling profile” (英語). Online World of Wrestling. 2009年12月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年12月25日閲覧。
- ^ a b Namako, Jason (2013年8月29日). “New WWE signees get their NXT ring names” (英語). WrestleView. 2013年8月29日閲覧。
- ^ a b c Sheehy, Clodagh (2013年4月8日). “Wrestler Rebecca ready to take on the world” (英語). Herald.ie. 2013年4月9日閲覧。
- ^ a b c “Shimmer Roster” (英語). Shimmer Women Athletes. 2009年8月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年11月11日閲覧。
- ^ a b c Mata, Shiai (2005年). “Rebecca Knox Q & A; Hibernian Battler Crosses the Atlantic” (英語). Lady Sports. 2010年9月6日閲覧。
- ^ a b c “Rebecca Knox” (英語). Slammin Ladies. 2010年8月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年9月6日閲覧。
- ^ “Eden Black” (英語). G.L.O.R.Y. Wrestling. 2010年1月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年9月6日閲覧。
- ^ “Volume 3 and 4 – February 12, 2006 : Berwyn, IL.” (英語). Shimmer Women Athletes (2006年2月12日). 2010年9月6日閲覧。[リンク切れ]
- ^ “Rebecca Knox” (英語). G.L.O.R.Y. Wrestling. 2010年1月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年9月6日閲覧。
- ^ “8月13日(日)”. NEO女子プロレス. 2013年2月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年1月29日閲覧。
- ^ “8月19日(土)”. NEO女子プロレス. 2013年2月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年1月29日閲覧。
- ^ “CALDWELL'S WWE RAW RESULTS 7/13: Complete "virtual-time" coverage of live Raw - Brock-Seth contract signing, Cena's Open Challenge, final PPV hype, major Divas Reset”. PWtorch.com. 2015年7月13日閲覧。
- ^ “WWE Backlash Results – 9/11/16 (Live from Richmond, Ambrose vs. Styles, Smackdown Tag Title Tournament)”. Wrestleview.com. 2016年9月11日閲覧。
- ^ “WWE Hell in a Cell Results – 9/16/18 (Reigns vs. Strowman, Styles vs. Joe, Rousey vs. Bliss)”. Wrestleview.com. 2018年9月16日閲覧。
- ^ “2019 WWE Royal Rumble results, recap, grades: Becky Lynch, Seth Rollins reign as winners”. CBS Sports. 2018年1月28日閲覧。
- ^ “WWE WrestleMania 35 results: Live updates, matches, 2019 card, grades, recap, start time, highlights”. CBSSports.com. 2018年4月7日閲覧。
- ^ “WWE champion, Becky Lynch, announces pregnancy and relinquishes title”. CNN.com. CNN. 12 May 2020閲覧。
- ^ Man, The (2019年8月22日). “Happiest day of my life. For the rest of my life. @wwerollinspic.twitter.com/pfMEyEltGS” (英語). @BeckyLynchWWE. 2019年9月2日閲覧。
- ^ a b “Rebecca Knox” (英語). SuperGirls Wrestling. 2008年2月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年9月6日閲覧。
- ^ Allen, Stewart. “Queens Of Chaos 2, Show One review” (英語). Wrestling Observer/Figure Four Online. 2009年1月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年9月6日閲覧。
- ^ Johns, Fred (2006年4月28日). “Ivory proud to be independent; Former WWE Women's champ takes NWA Supergirls Championship” (英語). Slam! Sports. Canadian Online Explorer. 2010年9月6日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- The Man (@BeckyLynchWWE) - X(旧Twitter)
- レベッカ・クイン - WWE.com
- Rebecca Quin - IMDb
- レベッカ・クインのプロフィール - Cagematch.net, Wrestlingdata.com, Internet Wrestling Database