レディースオールスター競走
レディースオールスター競走(レディースオールスターきょうそう)は、2017年に新設された、ファン投票で選出された女性ボートレーサーのみで開催されるレースである。
レディースオールスター | |
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格付け | GII |
優勝賞金 | 450万円 |
優勝戦 | 6名(準優勝戦各レース上位2名) |
準優勝戦 | 得点率上位18名 |
開催地 | 持ち回り |
開催時期 | 2月下旬 - 3月上旬 |
第1回執行日 | 2017年2月28日 |
次回開催予定 | |
開催期間 | 2025年5月13日 - 18日 |
開催地 | ボートレース常滑 |
概要
編集2017年に新設された女性ボートレーサーのみのオールスター。
優勝賞金は第1回大会から第3回大会までは400万円、第4回大会以降は450万円となっている。
前年のクイーンズクライマックスの優勝戦出場者は優先出場となる。選出除外ルールはレディースチャンピオンと同じで期間が違う点とB2級除外が追加されている。
優勝選手は、その年のレディースチャンピオンと翌年のボートレースバトルチャンピオントーナメントの優先出場権が与えられる。
選考期間は開催前年の11月1日から、開催年の10月31日まで
- 選出除外[1]
- 以下に該当する選手は、選出除外となり、投票者リストに入らない。
- 選考期間内の出走回数100回未満の選手。※優先出場選手は免除
- 選考期間内の事故率0.40以上の選手。
- 当年の前期B2級の選手(長欠の影響を受けやすい、当年5月から10月の級別審査で50走以上出走が無いとB2級になってしまう。)。
- 当該競走の直前のクイーンズクライマックスにおいて選手責任事由によるスタート事故を起こした選手。※出場が決まっていても取消の対象。
- スタート事故による選出除外となる罰則期間(プレミアムG1/G1/G2又は女子戦)が当該競走の前検日を含む開催期間と重複する場合(優勝戦はG1,G2が1年除外となるため次回の同大会に出場不能になる)。
- 負傷・病気・出産等により出場を辞退した選手。
- 褒賞懲戒規程による出場停止処分を受けた選手。※出場が決まっていても取消の対象。
出場選手は基本的に、ファン投票の票数上位49名+出場選手選考委員会による推薦3名の合計52名。
出場を取り消された場合は、ファン投票の票数順で、順次繰り上げ出場となる。
歴代優勝者
編集レディースオールスター競走の優勝者と優勝戦の成績は以下の通り。出典はボートレースオフィシャルサイトの「G1・G2スケジュール」コンテンツ内にある各レディースオールスターの優勝戦結果ページを使用。
回数 | 開催年 | 優勝戦日 | 開催場 | 優勝者 | |||||||
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選手 | 登録番号 | 年齢 | 所属支部 | 枠番 | コース | 決まり手 | 優勝タイム | ||||
1 | 2017年(平成29年) | 3月5日 | 宮島 | 山川美由紀 | 3232 | 50歳 | 香川 | 1 | 1 | 逃げ | 1分48秒6[2] |
2 | 2018年(平成30年) | 3月11日 | びわこ | 中村桃佳 | 4823 | 25歳 | 香川 | 1 | 1 | 逃げ | 1分48秒9[3] |
3 | 2019年(平成31年) | 3月10日 | 児島 | 寺田千恵 | 3435 | 49歳 | 岡山 | 1 | 1 | 逃げ | 1分48秒4[4] |
4 | 2020年(令和2年) | 3月8日 | 鳴門 | 岩崎芳美 | 3611 | 47歳 | 徳島 | 2 | 2 | 差し | 1分47秒0[5] |
5 | 2021年(令和3年) | 2月28日 | 芦屋 | 小野生奈 | 4530 | 32歳 | 福岡 | 1 | 1 | 逃げ | 1分47秒8[6] |
6 | 2022年(令和4年) | 2月27日 | 桐生 | 守屋美穂 | 4482 | 33歳 | 岡山 | 4 | 4 | まくり | 1分13秒2[7] |
7 | 2023年(令和5年) | 2月26日 | 蒲郡 | 長嶋万記 | 4190 | 41歳 | 静岡 | 1 | 1 | 逃げ | 1分47秒0[8] |
8 | 2024年(令和6年) | 2月25日 | びわこ | 渡邉優美 | 4590 | 31歳 | 福岡 | 1 | 1 | 逃げ | 1分47秒1[9] |
9 | 2024年(令和6年) | 5月12日 | 宮島 | 守屋美穂 | 4482 | 35歳 | 岡山 | 1 | 1 | 逃げ | 1分48秒8[10] |
ミス38位
編集第1回大会から、選手紹介の際にファン投票第38位の選手が白色のボディコンを着用するのが恒例となっている。
回 | 開催場 | 開催年 | ボディコン着用選手 (ファン投票38位) |
年齢 | 成績 |
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1 | 宮島 | 2017年 | 木村沙友希 | 32 | 予選敗退 |
2 | びわこ | 2018年 | 喜多須杏奈 | 28 | 予選敗退[12] |
3 | 児島 | 2019年 | 深尾巴恵 | 26 | 予選敗退 |
4 | 鳴門 | 2020年 | 土屋実沙希 岩崎芳美[13][14][15] |
31 47 |
予選敗退 優勝 |
5 | 芦屋 | 2021年 | - | - | 38位は山下友貴だったが、当人が着用を拒否[16] |
6 | 桐生 | 2022年 | 西岡成美 | 25 | 予選敗退 |
7 | 蒲郡 | 2023年 | 出口舞有子 | 30 | 予選敗退 |
8 | びわこ | 2024年 | 柴田百恵 | 24 | フライングにより賞典除外[17] |
9 | 宮島 | 2024年 | 井上遥妃 | 21 | 予選敗退 |
今後の開催予定
編集脚注
編集- ^ “G2第6回レディースオールスターファン投票【2021年】”. www.br-special.jp. 2021年11月6日閲覧。
- ^ G2第1回レディースオールスター 優勝戦結果
- ^ G2第2回レディースオールスター 優勝戦結果
- ^ G2第3回レディースオールスター 優勝戦結果
- ^ “結果|BOATRACE OFFICIAL”. www.boatrace.jp. 2020年3月8日閲覧。
- ^ “結果|BOATRACE OFFICIAL”. www.boatrace.jp. 2021年7月3日閲覧。
- ^ “結果|BOATRACE OFFICIAL L”. www.boatrace.jp. 2022年11月13日閲覧。
- ^ “結果|BOATRACE OFFICIAL”. www.boatrace.jp. 2023年2月26日閲覧。
- ^ “結果|BOATRACE OFFICIAL”. www.boatrace.jp. 2024年2月25日閲覧。
- ^ “結果|BOATRACE OFFICIAL”. www.boatrace.jp. 2024年5月12日閲覧。
- ^ 2020年大会では優勝戦2着。
- ^ 新型コロナウイルスの影響による無観客開催措置のため、選手紹介はテレビ等での中継のみとなった。
- ^ 本来は、土屋が38位、岩崎が39位だったが、繰り上がりにより岩崎が38位になったため、岩崎が「繰り上がりミス38位」、土屋が「本当のミス38位」として着用した。
- ^ ボートレース ウィークリー 11月29日(月)19時~生配信 岩崎芳美選手登場JLCレジャーチャンネル 2021年11月29日配信
- ^ 【ボートレース】“ミス38位”の山下友貴が初勝利…芦屋・G2レディースオールスタースポーツ報知 2021年2月24日
- ^ 【ボートレース】5Rで高田ひかる、川野芽唯の非常識を含む4艇F ミス38位まで…/びわこ日刊スポーツHP 2024年2月22日
- ^ “令和7年度SG競走及びプレミアムG1競走等の開催地決定”. BOATRACE OFFICIAL. 2024年7月11日閲覧。