レッスルマニアIX
レッスルマニアIX(レッスルマニアナイン、WrestleMania IX)は、1993年4月4日にアメリカ合衆国のプロレス団体WWE(当時はWWF)が開催した年間最大の興行およびPPVの名称である。
レッスルマニアIX | ||
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サブタイトル | "An Event of Epic Proportions" | |
イベント詳細 | ||
シリーズ | レッスルマニア | |
主催 | WWF | |
開催年月日 | 1993年4月4日 | |
開催地 | ラスベガス , ネバダ | |
会場 | シーザーズ・パレス | |
入場者数 | 16,891人 | |
PPV年表 | ||
ロイヤルランブル (1993) | レッスルマニアIX | キング・オブ・ザ・リング (1993) |
レッスルマニア年表 | ||
レッスルマニアVIII | レッスルマニアIX | レッスルマニアX |
概要
編集レッスルマニアIXは、ブレット・ハートとハルク・ホーガンを中心とした2つのストーリーを中心に構築された。まず、WWFタッグ王者、インターコンチネンタル王者と順調にサクセスストーリーを進み、遂にはリック・フレアーを破ってWWF王者になったブレット・ハートに対し、ロイヤルランブルを圧倒的パワーで制したヨコヅナが挑戦するという一戦。そして、長期間リングから遠ざかっていたハルク・ホーガンの復帰戦がタッグマッチで実現し、対戦相手はWWFで長年ホーガンのライバルとして君臨しお互い手の内を知るテッド・デビアスが務めた。
- 本大会はレッスルマニア初の屋外会場での開催となった。
- 今なお連勝記録を保持するジ・アンダーテイカーであるが、本大会のジャイアント・ゴンザレス戦だけが唯一の反則勝ちとなっている。
- ステロイド裁判やハリウッド転身等の問題でビンス・マクマホンとの仲に亀裂が生じていたハルク・ホーガンは本大会後にWWFを退団したため、1980年代からの政権期においては、これが最後のレッスルマニア出場となった。
- ヨコズナはWWFデビューから約5ヶ月でレッスルマニアのメイン戦出場と、史上最速の記録達成であった。
- ホーガンが片目に青あざを作って試合出場をしているが、ホーガンとサベージの元妻の不倫を知ったランディ・サベージに殴られてしまった為である。ストーリーラインとは全く関係がない私生活の出来事である。[1][2]
- 当初はバンバン・ビガロとカマラの試合が組まれていたが、直前になって説明無しでキャンセルされた
- リック&スコットのスタイナーブラザーズとファトゥ&サムゥのヘッドシュリンカーズは共に元WCWのトップタッグチームである、89年のスターケードではワンナイトタッグチームリーグ戦にて戦っており、結果はスコットのオーバーザトップロープで反則負けとなり、今試合ではスコットがフィニッシャーのフランケンシュタイナーでフォール勝ちを収めた。
結果
編集- ダーク・マッチ -Dark match-
- WWFインターコンチネンタル王座戦 -WWF Intercontinental Championship-
- ●ショーン・マイケルズ (c) (w / ルナ・バション) vs タタンカ (w / センセーショナル・シェリー) ○
- ショーン・マイケルズのカウントアウト負けのため王座移動は無し
- ○ザ・スタイナー・ブラザーズ (リック・スタイナー&スコット・スタイナー) vs ザ・ヘッドシュリンカーズ (ファトゥ&サムゥ) (w / アファ) ●
- ○ドインク・ザ・クラウン vs クラッシュ●
- WWFタッグ王座戦 -WWF Tag Team Championship-
- ○マネー・インク (テッド・デビアス&IRS) (c) vs ザ・メガマニアックス (ハルク・ホーガン&ブルータス "ザ・バーバー" ビーフケーキ) (w / ジミー・ハート) ●
- ○ジ・アンダーテイカー (w / ポール・ベアラー) vs ジャイアント・ゴンザレス (w / ハービー・ウィップルマン) ●
- ジャイアント・ゴンザレスの反則負け
- WWF王座戦 -WWF Championship-
- ●ブレット "ヒットマン" ハート (c) vs ヨコズナ (w / ミスター・フジ & ジム・コルネット) ○
- WWF王座戦 -WWF Championship-
- ●ヨコズナ (c) (w / ミスター・フジ & ジム・コルネット) vs ハルク・ホーガン○