レイラ・アリ
レイラ・アリ(Laila Ali、女性、1977年12月30日 - )は、アメリカ合衆国の元プロボクサー。初代WBC世界女子スーパーミドル級王者。元WIBA・IWBF・IBA世界スーパーミドル級統一王者。元IWBF世界ライトヘビー級王者。元WBA・WBC世界ヘビー級統一王者モハメド・アリと3番目の妻との間に生まれ、父親に負けず劣らずのビッグマウスであった。「史上最高の女子ボクサーの1人」と称される[1]。夫は元NFL選手のカーティス・コンウェイ。
![]() 2017年 | |
基本情報 | |
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本名 |
レイラ・アマリア・アリ (Laila Amaria Ali) |
通称 |
シー・ビー・スティンギン (She bee Stingin) マダム・バタフライ (Madame Butterfly) プリティ・ベイビー (Pretty Baby) |
階級 |
スーパーミドル級 ライトヘビー級 |
国籍 |
![]() |
誕生日 | 1977年12月30日(47歳) |
出身地 |
![]() フロリダ州マイアミビーチ |
家族 |
モハメド・アリ(父) ニコ・アリ・ウォルシュ(甥) |
スタイル | オーソドックス |
プロボクシング戦績 | |
総試合数 | 24 |
勝ち | 24 |
KO勝ち | 21 |
敗け | 0 |
来歴
編集若いころは両親の知名度が重荷になり荒れていた時期があり、何度か刑務所を出入りしたことを自著に記している[2]。
ボクシングを始める前はネイリストをしていた、18歳の時にクリスティ・マーチンの試合を見てボクシングを始める。
1999年10月8日、21歳の時デビュー戦で1ラウンドKO勝ちを収めた。
2001年6月8日、ジョー・フレージャーの娘であるジャッキー・フレージャー・ライドとの一戦を行う。父親同士の遺恨も相俟って注目度も高まった。試合は2-0でアリの勝利。
2002年11月8日、ヴァレリー・マーフードが持つIWBF・WIBA・IBA女子統一世界スーパーミドル級王座に挑戦。8RTKOで退け初タイトルを獲得した。
WBCが新しい女子タイトルとして創設したスーパーミドル級の初代王者決定戦が、2005年6月11日のマイク・タイソン復帰戦で前座として行われた。WBC1位にランクされていたレイラは、同じく3位のエリン・トーヒルと戦い、トーヒルをコーナーに追い詰めて精度の高い連打を浴びせ、3ラウンド1分59秒でTKO勝ちし、初代王者となった。
2007年7月、結婚[3]。無敗のまま引退した。
アン・ウルフ、ヴォンダ・ウォード、ナターシャ・ラゴシーナらの同時代に活躍した強豪選手から何度もインタビューなどを通じて対戦を申し込まれていたが、アリが試合を受けなかったことで、ボクシング専門家やファンからアリはたびたび批判されていた[4]。
戦績
編集- 24戦24勝21KO
タイトル
編集- IWBF世界スーパーミドル級
- WIBA世界スーパーミドル級
- IBA女子世界スーパーミドル級
- WBC女子世界スーパーミドル級
脚注
編集- ^ Top 19 Best Female Boxers In The World 2023 – Greatest Of All Time Sporting Free 2022年12月28日
- ^ “REACH! Finding Strength, Spirit and Personal Power” (2002年5月13日). 2014年1月1日閲覧。
- ^ “アリの娘レイラさん、元NFL選手と結婚”. AFPBB News. (2007年7月24日) 2024年3月14日閲覧。
- ^ “Is Laila Ali Running Scared From Ann Wolfe? You Decide!”. EAST SIDE BOXING (2004年1月28日). 2014年1月1日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- Laila Ali
- レイラ・アリ (@TheRealLailaAli) - X(旧Twitter)
- レイラ・アリの戦績 - BoxRec
前王者 ヴァレリー・マーフード |
第2代IWBF世界スーパーミドル級王者 2002年11月8日 - 2007年7月 |
次王者 ナターシャ・ラゴシーナ |
前王者 ヴァレリー・マーフード |
第2代WIBA世界スーパーミドル級王者 2002年11月8日 - 2007年7月 |
次王者 ナターシャ・ラゴシーナ |
前王者 ヴァレリー・マーフード |
第2代IBA女子世界スーパーミドル級王者 2002年11月8日 - 2007年7月 |
次王者 空位 |
前王者 WBC女子は2005年6月7日に創設 |
初代WBC女子世界スーパーミドル級王者 2005年6月11日 - 2007年7月 |
次王者 ナターシャ・ラゴシーナ |