レイクウォン
レイクウォン(Raekwon、本名: コーリー・ウッズ、1970年1月12日 - )は、アメリカ合衆国ニューヨーク州ブルックリン出身のラッパー、ヒップホップ・アーティスト。ウータン・クランの一員。
レイクウォン Raekwon | |
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レイクウォン(2010年) | |
基本情報 | |
出生名 |
コーリー・ウッズ Corey Woods |
別名 |
Lex Diamonds Raekwon The Chef Shallah Raekwon |
生誕 |
1970年1月12日(54歳) アメリカ合衆国 ニューヨーク州 ブルックリン |
出身地 | アメリカ合衆国 ニューヨークシティ スタテンアイランド |
ジャンル | ヒップホップ |
職業 | ラッパー、ソングライター、俳優 |
活動期間 | 1991年 - |
レーベル | |
共同作業者 | ウータン・クラン、ファット・ジョー、スクラム・ジョーンズ、カポン・アンド・ノリエガ、カニエ・ウェスト、ダヴィーナ |
ジーニアスことGZAやゴーストフェイス・キラーと共演で、作品を発表してきた。1995年に初のソロ・アルバム『オンリー・ビルト・フォー・キューバン・リンクス』を発表し、ウータン・クランと並行してソロ活動でも知られている。
来歴
編集レイクウォンは、ゴーストフェイス・キラーと同じスタテンアイランドの中学校に通う。その後、ニュー・ドープ高校に通い、レメディ、メソッド・マン、インスペクター・デックと親しくなった[2]。
1992年にニューヨークのヒップホップ・グループ、ウータン・クランに加入する。その前はシャー・レイダー(Sha Raider)というラップネームで活動していた。彼はRaekwon The Chefという名のほかに、Shallah Raekwon、Louis Rich、Lex Diamondsという別名で活動していた[3]。ウータン・クランは、1993年にアルバム『燃えよウータン (Enter the Wu-Tang (36 Chambers))』でデビューする[4]。
1995年にはソロ・デビュー・アルバム『オンリー・ビルト・フォー・キューバン・リンクス』を発表した[5]。
人物
編集レイクウォンは2009年にイスラム教に改宗したムスリムである[6]。
著書『ウータン・マニュアル』の中で、RZAは、レイクウォンが実際に料理人として働いたことがあることから「シェフ」というあだ名がつけられていると語っている。ただし、彼が料理するのはコカインだという噂もある。この話は、ゴーストフェイス・キラーのアルバム『フィッシュスケイル』に、彼が鼻から麻薬を吸う写真が添えられていたことで、より根強いものとなった。
ディスコグラフィ
編集スタジオ・アルバム
編集- 『オンリー・ビルト・フォー・キューバン・リンクス』 - Only Built 4 Cuban Linx... (1995年)
- 『IMMOBILARITY』 - Immobilarity (1999年)
- 『ザ・レックス・ダイアモンド・ストーリー』 - The Lex Diamond Story (2003年)
- Only Built 4 Cuban Linx... Pt. II (2009年)
- Shaolin vs. Wu-Tang (2011年)
- Fly International Luxurious Art (2015年)
- 『ザ・ワイルド』 - The Wild (2017年)
- Scarlet Fever (2022年)
コラボレーション・アルバム
編集- Wu-Massacre (2010年) ※with メソッド・マン、ゴーストフェイス・キラー
脚注
編集- ^ Rys, Dan (2015年9月30日). “22 Aftermath Artists Who Have Left The Label”. XXL Magazine. 2019年9月25日閲覧。
- ^ “Rhymes and Remembrance” (英語). New Voices (2002年2月21日). 2020年11月27日閲覧。
- ^ “Wu-Tang Clan | Biography, Albums, Streaming Links” (英語). AllMusic. 2020年11月27日閲覧。
- ^ “Clan in Da Back: The Behind-the-Scenes Oral History of ‘Enter the Wu-Tang (36 Chambers)’”. Spin (2013年11月5日). 2020年11月27日閲覧。
- ^ “Raekwon | Biography, Albums, Streaming Links” (英語). AllMusic. 2020年11月27日閲覧。
- ^ “Raekwon Interview - Wheel Scene”. web.archive.org (2015年9月23日). 2020年11月27日閲覧。