ルネス
ルネスはかつて山梨県韮崎市に存在した峡北商業開発が運営していたショッピングセンターである。
LUNES | |
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店舗概要 | |
所在地 |
〒407-0015 山梨県韮崎市若宮一丁目[1]2-50 |
開業日 | 1984年(昭和59年)10月3日[2] |
閉業日 | 2009年(平成21年)3月末[4] |
正式名称 | 韮崎ショッピングセンタールネス[1] |
施設所有者 | 峡北商業開発 |
施設管理者 | 峡北商業開発 |
敷地面積 | 約6,800 m2[5] |
延床面積 | 約15,000 m2[6] |
商業施設面積 | 約9,800 m2[5] |
店舗数 | 22(2009年1月現在) |
営業時間 | 閉店 |
駐車台数 | 800台 |
前身 |
イトーヨーカドー韮崎店[3] ↓ オギノ韮崎ルネス店[1] |
概要
編集韮崎駅前に地上3階・地下1階のショッピングセンターとして[5]1984年(昭和59年)10月3日に開業[2]。イトーヨーカドー(売場面積約5,852m2[7])を核店舗とする[3]45のテナントが入居していた。 開業当時は甲府市中心部に百貨店があるのみで、郊外は未開発だったこと、また駅前の一等地であったため賑わいを見せ、1992年(平成4年)には最高の売上げを記録した。
核店舗のイトーヨーカドー韮崎店は、開店当初から1992年度(平成4年)までは売上高約55億円から56億円を上げていた[3]。
しかし、その後はバブル景気の崩壊による不況に加えて、1998年(平成10年)10月2日に中巨摩郡田富町へユニーが「アピタ田富店」を開業し[8]、核店舗のイトーヨーカドー自身も2000年(平成12年)2月2日に中巨摩郡昭和町へ大型ショッピングセンターの甲府昭和店を開業する[9]など郊外型大型店の進出などで競争が激化して売上が低迷したため、イトーヨーカドー韮崎店は2004年(平成16年)8月に閉店となった[3]。
イトーヨーカドーに代わる核店舗として、2004年(平成16年)9月にオギノ韮崎ルネス店が出店したが、売り上げが伸び悩んだため、2007年(平成19年)8月26日に閉店となった[1]。
オギノの閉店後も営業を続けたが、韮崎市若宮2丁目のJR韮崎駅北側(ルネスの隣接地)に「ライフガーデンにらさき」、甲斐市志田の国道20号沿に「ラザウォーク甲斐双葉」という2つの大型ショッピングセンターが共に2009年(平成21年)4月に開業することもあり[10]、その直前の同年3月末に閉店となった[5]。
土地と建物は韮崎市に売却され[11]、2010年(平成22年)10月から改修工事を行って図書館・市民プラザ・子育て支援センターなど多様な機能を集約化した[6]2011年(平成23年)9月に韮崎市民交流センター「ニコリ」が開館した[12]。
入居していた店舗
編集脚注
編集- ^ a b c d e “オギノ、韮崎ルネスから撤退 営業3年、売り上げ伸びず”. 山梨日日新聞 (山梨日日新聞社). (2007年8月4日)
- ^ a b c “(1)「ニューSC」元年であった昭和59年”. ショッピングセンター 1984年12月号 (日本ショッピングセンター協会) (1984年12月1日).pp23
- ^ a b c d e “ヨーカドー「ハトマーク」取り外し 駅前のシンボル消える−−韮崎”. 毎日新聞 (毎日新聞社). (2004年9月4日)
- ^ “ショッピングセンター:韮崎駅前「ルネス」、来月末で閉店”. 毎日新聞 (毎日新聞社). (2009年2月11日)
- ^ a b c d “韮崎駅前SC 3月末閉店、解体へ”. 山梨日日新聞 (山梨日日新聞社). (2009年2月10日)
- ^ a b “図書館や子育て施設整備 韮崎・市民交流センター、18日着工”. 山梨日日新聞 (山梨日日新聞社). (2010年10月15日)
- ^ 『流通会社年鑑 1990年版』 日本経済新聞社、1990年11月24日。
- ^ “ユニー「アピタ田富店」開店”. 日本食糧新聞(日本食糧新聞社). (1998年10月7日)
- ^ “イトーヨーカ堂「甲府昭和店」開店”. 日本食糧新聞(日本食糧新聞社). (2000年1月21日)
- ^ “大型店バトル過熱 至近距離にSC2店オープン 甲斐、韮崎 地元小売店「ダメージ大きい」”. 山梨日日新聞 (山梨日日新聞社). (2009年4月25日)
- ^ “韮崎・旧ルネス 市が取得、再利用 委員会が意見集約 図書館核に検討”. 山梨日日新聞 (山梨日日新聞社). (2009年8月13日)
- ^ “「ニコリ」来館者100万人突破 韮崎”. 朝日新聞(朝日新聞社). (2014年3月28日)