ルカイ族
ルカイ族(ルカイぞく、Rukai、中国語:魯凱族)は、台湾原住民の一つ。台東県[2]、屏東県、高雄市に約12,000人が分布している。パイワン族と類似した貴族制度を有し、会所制度を有す父系社会である。独自の言語のルカイ語を有す。
![]() 日本統治時代に撮影された、ルカイ族の頭目 | |
総人口 | |
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約11,911人[1] | |
居住地域 | |
台湾(高雄市、屏東県、台東県、台北市他) | |
言語 | |
ルカイ語、台湾語、北京語、日本語 | |
宗教 | |
キリスト教、アニミズム、シャーマニズム | |
関連する民族 | |
パイワン族 |
かつて、日本統治時代の初期は、ツァリセン族(Tsarisen)とも呼ばれたが、その中には一部のパイワン族(ラバル社およびブツル社)も含まれていた。その後、民族学者らの研究により、言語や風習、帰属意識などをもとに名称を改め、分離されることになった。「ツァリセン[3]」とは「山の坂に住む人」を意味する呼称である。