リュドミラ・サベーリエワ
リュドミラ・ミハイロヴナ・サベーリエワまたはリュドミーラ・ミハイロヴナ・サヴェーリエヴァ(ロシア語: Людмила Михайловна Савельева, ラテン文字転写: Lyudmila Mikhaylovna Savelyeva, 1942年1月24日 - )は、ソビエト連邦/ロシアの映画女優、バレリーナ。
リュドミラ・サベーリエワ Людмила Савельева | |
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1972年 | |
本名 |
Людмила Михайловна Савельева Lyudmila Mikhaylovna Saveleva |
生年月日 | 1942年1月24日(82歳) |
出生地 |
ソビエト連邦 ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国 レニングラード |
国籍 | ロシア |
職業 | 女優 |
ジャンル | 映画 |
活動期間 | 1965年 - |
配偶者 | アレクサンドル・ズブルエフ(1965年 - ) |
主な作品 | |
映画 『戦争と平和』(1965年) |
経歴
編集レニングラード(現サンクトペテルブルク)で、レニングラード包囲戦の渦中に生まれた。1962年、レニングラード・バレエ学校(現ワガノワ・バレエ・アカデミー)を卒業し、レニングラード・キーロフ歌劇場(現マリインスキー劇場)の一員となった。1964年、『眠れる森の美女』の映画化作品に出演し、これが映画デビュー作となった。
レフ・トルストイ原作の映画『戦争と平和』を準備中であったセルゲイ・ボンダルチュク監督の助手に注目されたことがきっかけで、サベーリエワはスクリーンテストのためにモスクワに招かれた。彼女はそれまで全く演技経験がなかったが、何度もテスト、チェック、リハーサルを重ねたのち、既存の女優にはない潜在能力をボンダルチュクに認められ、ナターシャ・ロストワ役に抜擢された。
1966年(昭和41年)6月19日、『戦争と平和』第1部の日本公開のため、ボンダルチュク、アンドレイ役のヴャチェスラフ・チーホノフ、エレン役で出演したボンダルチュクの妻のイリーナ・スコブツェワらとともに日本を訪問。翌20日に東京プリンスホテルで記者会見を行った。
『戦争と平和』は1968年の米国アカデミー賞の外国語映画賞を受賞し、サベーリエワは国際的に知られるようになった。1970年にはマルチェロ・マストロヤンニ、ソフィア・ローレンと共演したヴィットリオ・デ・シーカ監督のイタリア映画『ひまわり』に出演した。1985年にはロシア・ソビエト連邦社会主義共和国から「人民芸術家」の称号を贈られた。
夫は俳優のアレクサンドル・ズブルエフ。ナターリアという娘がいる。
出演作
編集- 眠れる森の美女(Спящая красавица, 1964年)
- 戦争と平和(Война и мир, 1965年 - 1968年)
- 帰郷(Бег, 1970年)
- チェーホフのかもめ(Чайка, 1970年)
- ひまわり(I girasoli, 1970年)
- Всадник без головы(1972年)
- Юлия Вревская(1977年)
- Исчезновение(1978年)
- Шляпа(1981年)
- С вечера до полудня(1981年)
- Шёл четвёртый год войны(1983年)
- Нам не дано предугадать(1984年)
- Успех(1984年)
- Чужая Белая и Рябой(1986年)
- Чёрная роза эмблема печали, красная роза эмблема любви(1989年)
- Нежный возраст(2000年)
- Анна Каренина(アンナ・カレーニナ、テレビドラマ、2009年)
外部リンク
編集- リュドミラ・サベリーエワ - allcinema
- リュドミラ・サベーリエワ - KINENOTE
- Lyudmila Savelyeva - オールムービー
- Lyudmila Saveleva - IMDb
- Lyudmila-Savelyeva - TCM Movie Database
- САВЕЛЬЕВА - Актеры советского и российского кино
- セルゲイ・ボンダルチュク生誕100周年記念特集