リムーザン語
リムーザン語 (オック語: Lemosin) はオック語の一方言。フランス南西部のリムーザン、シャラント、ドルドーニュの3つの地域で話されている。
リムーザン語 | |
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話される国 | フランス |
話者数 | 10,000 |
言語系統 | |
言語コード | |
ISO 639-3 | — |
Linguasphere |
51-AAA-gj |
最初のオック語の記録は1000年ごろ書かれたこの方言の初期の形式(特にBoecis)である。
リムーザン語は主に農村地域の50歳以上の人々により使われている。全ての話者はフランス語を第1,2言語として話している。フランスの単一言語政策により、政府により認められず消滅のおそれがある。フェリブリージュやInstitut d'Estudis Occitans周辺で、復興運動が他のオクシタニアと同様にリムーザンで行われている。
ラングドック語との違い
編集ほとんどの話者や学者はリムーザン語をオック語の方言とみなしている。さらに詳しく知りたい場合はオック語とcodification参照。
以下は世界人権宣言の第1条「すべての人間は、生まれながらにして自由であり、かつ、尊厳と権利と について平等である。人間は、理性と良心とを授けられており、互いに同 胞の精神をもって行動しなければならない。」を複製したものである。
リムーザン語 | ラングドック語 |
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Totas las personas naisson liuras e egalas en dignitat e en drech. Son dotadas de rason e de consciéncia e lor chau agir entre elas emb un esperit de frairesa. | Totes los èssers umans naisson liures e egals en dignitat e en dreches. Son dotats de rason e de consciéncia e se devon comportar los unes amb los autres dins un esperit de fraternitat. |