リヒテンシュタインの地理
リヒテンシュタインの地理(リヒテンシュタインのちり、英語: Geography of Liechtenstein)では、リヒテンシュタイン公国の地理について記述する。リヒテンシュタイン公国はラインの谷の右岸(東岸)の半分程度を包含し、オーストリアとスイスの間に位置する国である。
ウズベキスタンとともに、リヒテンシュタインは世界に2か国しかない二重内陸国である[1]。標高が高く、非常に多様な微気候を有する国である。
『ザ・ワールド・ファクトブック』所収のデータは以下の通り。
- 座標:
土地利用
編集耕地: 25.0%、牧場・牧草地: 12.5%、森林: 43.1%(2008年)[2]
文化
編集国民はアレマン人が86%を占め、公用語はドイツ語であるが、日常的にはアレマン語を使用する[3]。主な宗教はキリスト教で、プロテスタント7.1%、カトリック80.4%となっている[2]。
環境(国際合意)
編集- 批准したもの
- 署名したが、未批准のもの
国土の端点
編集- 北端 - ライン川(北緯47度16分15秒 東経9度31分51秒 / 北緯47.27083度 東経9.53083度)
- 南端 - マゾラコプフ山頂(2452 m、北緯47度2分55秒 東経9度33分26秒 / 北緯47.04861度 東経9.55722度)
- 東端 - 国境ポスト 28(ネンツィンゲル・ヒンメル付近、北緯47度2分55秒 東経9度33分26秒 / 北緯47.04861度 東経9.55722度)
- 西端 - ライン川(北緯47度3分46秒 東経9度28分18秒 / 北緯47.06278度 東経9.47167度)
- 最高点 - グラウシュピッツ (2599 m、北緯47度3分10秒 東経9度34分54秒 / 北緯47.05278度 東経9.58167度)
- 最低点 - バングセルフェルド(Bangserfeld、429 m、北緯47度15分57秒 東経9度32分14秒 / 北緯47.26583度 東経9.53722度)
脚注
編集参考文献
編集- 二宮書店編集部 編『データブック オブ・ザ・ワールド 2012年版』二宮書店、平成24年1月10日、479p. ISBN 978-4-8176-0358-6