ラテン語の恐れの動詞
ラテン語では恐れを表す動詞(verba timendi;timeo,metuo,vereorなどが該当する)が従属節を取った場合に一見肯定と否定が逆になる。恐れを表す動詞が否定詞neを伴う節を取った場合には「〜が起きることを恐れる」という意味になり、utを伴う節を取った場合には「〜が起きないことを恐れる」という意味になる。
関連項目
編集- ラテン語の動詞
- ラテン語の文法
- フランス語の"虚辞のne":虚辞#虚辞の neを参照。ラテン語のneと類似の用法。
- 否定#自然言語における否定
- 二重否定 (言語学)