ラッパスイセン

ヒガンバナ科スイセン属の1種

ラッパスイセンまたはラッパズイセン(喇叭水仙, 学名:Narcissus pseudonarcissus)は、ヒガンバナ科スイセン属の多年草。

ラッパスイセン
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 Angiosperms
階級なし : 単子葉類 Monocots
: キジカクシ目 Asparagales
: ヒガンバナ科 Amaryllidaceae
: スイセン属 Narcissus
: ラッパスイセン N. pseudonarcissus
学名
Narcissus pseudonarcissus L.
和名
ラッパスイセン(喇叭水仙)
英名
Wild daffodil
Narcissus pseudonarcissus

花被片は黄色で、内側の副花冠はやや色が濃い。茎の根本から立ち上がっている葉は長細く、灰色がかった緑色を呈す。種子から育ち、発芽してから開花するまでには5年から7年を要する一方で球根からも育てることが可能である。有性生殖においては親花両方の形質が遺伝するため、園芸用の雑種が野生種の近くに植えられた場合、野生種が淘汰されてしまうおそれがあることが指摘されている[1]

分布は、東西範囲にスペインポルトガルからドイツ、北はイギリスまでである。

ウェールズ語ではCennin Pedrと言い、リーキとともにウェールズ国花の1つとなっている。

脚注

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  1. ^ Simons, Paul (2013年4月26日). “Plantwatch: Under attack – the wild British daffodil” (英語). The Guardian. ISSN 0261-3077. https://www.theguardian.com/science/2013/apr/26/plantwatch-wild-daffodil-garden-hybrid 2023年5月24日閲覧。 

外部リンク

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