ヨゼフ・アベイヤ
カトリック教会の聖職者、聖クラレチアン宣教会士
ヨゼフ・アベイヤ(Josep Maria Abella Batlle、1949年11月3日 - )は、カトリック教会の聖職者、聖クラレチアン宣教会士。カトリック福岡司教区の司教である[1][2]。
ヨゼフ・アベイヤ Josep Maria Abella Batlle, C.M.F. | |
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カトリック福岡教区司教 | |
教会 |
カトリック教会 聖クラレチアン宣教会 |
司教区 | カトリック福岡司教区 |
着座 | 2020年5月17日 |
前任 | 宮原良治 |
聖職 | |
司祭叙階 | 1975年7月12日 |
司教叙階 | 2018年7月16日 |
個人情報 | |
出生 |
1949年11月3日 スペイン リェイダ |
経歴
編集1949年11月3日、スペインのリェイダ生まれ。聖クラレチアン宣教会に入会し、カタルーニャ州サン・クガ・ダル・バリェスで哲学と神学を修め、1969年に日本に派遣された。1966年8月22日に初誓願、1972年12月8日に終生誓願、1975年7月12日にスペインで司祭に叙階された。その後、名古屋教区と大阪大司教区で司牧をする。1981年から1991年まで同会日本管区管区長を務め、1991年から2003年に同会ローマ本部と福音化委員会委員長、2003年から2015年には同会総長を務める。2015年に再度日本に派遣され、大阪大司教区にて司牧をする。2017年に玉造教会の主任司祭を務める。2018年6月2日、教皇フランシスコより、オプス・デイの酒井俊弘神父と共に大阪大司教区補佐司教に任命され[3]、同年7月16日に司教に叙階された[4]。2020年4月14日、7代目の福岡司教区の司教に任命され[5][6][7]、同年5月17日、カトリック大名町教会にて着座式ミサ(非公開)が行われた[8][9]。
プロライフとの関り
編集カトリック大阪教区時代は「にんしんSOS」を支援していた。2020年7月、島崎教会のトゥルユ神父と共に熊本県熊本市の慈恵病院を訪問し、こうのとりのゆりかご(赤ちゃんポスト)を見学した[10]。
脚注
編集- ^ “福岡教区司教の任命発表”. カトリック中央協議会. (2020年4月14日) 2020年4月15日閲覧。
- ^ “Pandemic-time appointment surprises new Fukuoka bishop”. UCA News. (2020年4月15日) 2020年4月16日閲覧。
- ^ “人事:教皇、さいたま教区司教と、大阪大司教区補佐司教を任命”. Vatican news. (2018年6月2日) 2020年5月31日閲覧。
- ^ “大阪教区、アベイヤ、酒井両補佐司教叙階”. カトリック中央協議会. (2018年7月18日) 2020年4月15日閲覧。
- ^ “MSGR. JOSEP MARIA ABELLA BATLLE, C.M.F., APPOINTED NEW BISHOP OF FUKUOKA (JAPAN)”. claret.org. (2020年4月14日) 2020年4月15日閲覧。
- ^ “カトリック福岡教区司教に大阪教区のヨゼフ・アベイヤ補佐司教”. Christian Today. (2020年4月15日) 2020年4月15日閲覧。
- ^ “El claretià Josep Maria Abella, nomenat bisbe de Fukuoka al Japó”. CATALUNYA RELIGIÓ. (2020年4月15日) 2020年4月16日閲覧。
- ^ “ヨゼフ・アベイヤ司教 福岡教区に着座”. カトリック福岡司教区. (2020年5月17日) 2020年5月18日閲覧。
- ^ 『カトリック新聞』2020年5月31日、1面。
- ^ アベイヤ福岡教区司教「ゆりかご」訪問(2020年7月3日) 医療法人聖粒会 慈恵病院
外部リンク
編集先代 宮原良治 |
カトリック福岡司教区 教区長 2020年 – |
次代 |