メノン (アラコシア太守)
メノン(メノーン、希:Mενων、ラテン文字転記:Menon、? - 紀元前325年)は、マケドニア王アレクサンドロス3世の家臣であり、彼によってアラコシア太守に任じられた人物である。
アレクサンドロス3世の東征中、メノンは王によって紀元前330年にドランガイ人、ガドロソイ人、アラコタイ人の太守に任じられ、歩兵4000と騎兵600と共に残された[1][2]。紀元前325年にメノンは死に、その地位はシビュルティオスによって引き継がれた[3][4]。
註
編集参考文献
編集- アッリアノス『アレクサンドロス大王東征記』 大牟田章訳、岩波文庫(上下)、2001年
- クルティウス・ルフス『アレクサンドロス大王伝』 谷栄一郎・上村健二訳、京都大学学術出版会〈西洋古典叢書〉、2003年