メディテラネ (フェリー)
メディテラネ(フランス語:Méditerranée)は、フランスの海運会社SNCMが建造し、現在はコルシカ・リネアが所有・運航しているフェリー。
メディテラネ Méditerranée | |
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マルセイユに入港する「メディテラネ」 | |
基本情報 | |
船種 | フェリー |
船籍 | フランス |
所有者 |
SNCM(1989-2016) コルシカ・リネア(2016-) |
建造所 | アトランティーク造船所 (サン=ナゼール、フランス) |
母港 |
アジャクシオ (1989-2002) マルセイユ (2002-) |
船級 | BV |
信号符字 | FNYF |
IMO番号 | 8705395 |
MMSI番号 | 227187000 |
改名 |
ダニエル・カサノヴァ (1989-2002) メディテラネ(2002-) |
経歴 | |
発注 | 1987年4月15日[1] |
起工 | 1987年12月29日[1] |
進水 | 1988年12月3日[1] |
竣工 | 1989年5月9日[1] |
就航 | 1989年5月17日[1] |
現況 | 就航中 |
要目 | |
総トン数 | 30,985 トン |
全長 | 165 m |
全幅 | 27,40 m |
喫水 | 6.40 m |
機関方式 | ディーゼル |
主機関 | SEMT ピルスティク 18PC2/6V400 4基 |
推進器 | 2軸 |
出力 | 35,768 kW |
速力 | 24ノット |
旅客定員 | 2,780名 |
乗組員 | 158名 |
車両搭載数 | 乗用車800台 |
船歴
編集本船は1988年に「ダニエル・カサノヴァ」の名で建造され、1989年5月13日SNCMのマルセイユ - アジャクシオ航路に就航。2002年に新しく建造されたダニエル・カサノバに名を引き継ぎ、本船は現在の名称「メディテラネ」に改名。マルセイユ - チュニス及びマルセイユ - アルジェ航路に就航。 SNCMの破綻・清算に伴い2016年にコルシカ・リネアに譲渡された[1]。
2023年、マグリブ各国との航路増強のため、設備や内装をアップグレードし、煙突もコルシカ・リネアのカラーの赤に改装、アルジェリア航路に就航[2]。再生燃料や省エネ航行などの実証実験なども行っている[3]。
船内
編集- 11デッキ
- サンルーム
- 9デッキ
- 特等室(4名×6室・2名×8室)
- 映画
- 8デッキ
- カフェバー
- スナックバー
- ブティック
- カフェテリア・レストラン
- レストラン
- 7デッキ
- A等室(2名×160室・4名×111室)
- 6デッキ
- C等室(4名×148室)
- エントランス
- 案内所
- 座席部屋 (600名)
- 5デッキ
- C等室(4名×66室)
- 2デッキ
- C等室(4名×44室)
設計
編集-
案内所
-
カフェバー
-
レストラン
-
カフェテリア
-
スナックバー
-
A等室(2名)
脚注
編集- ^ a b c d e f 「SNCM : De la Corse au Maghreb」- Alain Lepigeon (2016)
- ^ https://lemarin.ouest-france.fr/secteurs-activites/shipping/le-mediterranee-revient-marseille-en-rouge-apres-un-grand-chantier-47591
- ^ https://www.corsematin.com/article/environnement/1401987337825914/en-corse-des-huiles-de-cuisson-recyclees-pour-une-navigation-plus-durable