ミラノ〜サンレモ2012は、ミラノ〜サンレモの103回目のレース。2012年3月17日に行なわれた。

ミラノ〜サンレモ2012
Milan-San Remo 2012
UCIワールドツアー2012第4レース
レース詳細
開催日 2012年3月17日
全行程 298.0 km (185.2 mi)
優勝タイム 6時間59分24秒 (42.632 km/h (26.490 mph))
レース結果
優勝  サイモン・ジェラン (オーストラリア) (グリーンエッジ)
2位  ファビアン・カンチェラーラ (スイス) (レディオシャック・ニッサン)
3位  ヴィンチェンツォ・ニバリ (イタリア) (リクイガス・キャノンデール)
2011
2013

参加チーム

編集

UCIプロチーム

編集
チーム名 国籍 コード
AG2R・ラ・モンディアル   フランス ALM
アスタナ   カザフスタン AST
BMC・レーシングチーム   アメリカ合衆国 BMC
エウスカルテル・エウスカディ   スペイン EUS
FDJ・ビッグマット   フランス FDJ
ガーミン・バラクーダ   アメリカ合衆国 GRM
グリーンエッジ   オーストラリア GEC
チーム・カチューシャ   ロシア KAT
ランプレ・ISD   イタリア LAM
リクイガス・キャノンデール   イタリア LIQ
ロット・ベリソル   ベルギー LTB
モビスター・チーム   スペイン MOV
オメガファーマ・クイックステップ   ベルギー OPQ
ラボバンク   オランダ RAB
レディオシャック・ニッサン・トレック   ルクセンブルク RNT
チーム・サクソバンク   デンマーク SAX
チーム・スカイ   イギリス SKY
ヴァカンソレイユ・DCM   オランダ VCD

招待チーム

編集

概要

編集

3月13日にスイスで発生したバス衝突事故の犠牲者に対する黙祷が捧げられた後スタートが切られた。 スタート直後から9名の逃げが最大14分差を付けて先行。メイン集団はチームスカイを中心に追走するが、レ・マニエ峠の上りに入るとリクイガス・キャノンデールが組織的にペースアップ。すると2009年覇者のマーク・カヴェンディッシュ(チームスカイ)が真っ先に脱落。結局、カヴェンディッシュは最後まで集団復帰は叶わず途中リタイアに終わった。さらに、峠の下りでも分断が発生し、後方に取り残されたスプリンターは勝負に絡むことが出来なかった。

残り60kmで逃げを吸収したメイン集団は、チプレッサ峠に突入。その上りで落車が発生、巻き込まれたフィリップ・ジルベール(BMC・レーシングチーム)がここで脱落。50名程まで絞られたメイン集団で最後の勝負所・ポッジョ峠に突入する。ここでヴィンチェンツォ・ニバリ(リクイガス・キャノンデール)がアタック、反応したサイモン・ジェラン(グリーンエッジ)とファビアン・カンチェラーラ(レディオシャック・ニッサン)が数秒のリードを得て頂上をクリアする。後方から小集団が追撃するも、独走力に勝るカンチェラーラが牽く先頭3名との差が縮まらないままゴール地のサンレモへ。最後は足を溜めていたジェランがカンチェラーラを抜き去り、初優勝と共にオーストラリアの大会2連覇を果たすこととなった。カンチェラーラは昨年に続きの2位に終わった。

成績

編集
順位 選手名 国籍 チーム 時間
1 サイモン・ジェラン   オーストラリア グリーンエッジ 6時間59分24秒
2 ファビアン・カンチェラーラ   スイス レディオシャック・ニッサン
3 ヴィンチェンツォ・ニバリ   イタリア リクイガス・キャノンデール
4 ペーター・サガン   スロバキア リクイガス・キャノンデール +02秒
5 ヨーン・デーゲンコルプ   ドイツ プロジェクト 1t4i
6 フィリッポ・ポッツァート   イタリア ファルネーゼ・ヴィーニ - セッレ・イターリア
7 オスカル・フレイレ   スペイン チーム・カチューシャ
8 アレッサンドロ・バッラン   イタリア BMC・レーシングチーム
9 ダニエル・オッス   イタリア リクイガス・キャノンデール
10 ダニエーレ・ベンナーティ   イタリア レディオシャック・ニッサン

脚注

編集
  1. ^ Gerrans wins in Milan-San Remo Archived 2013年3月20日, at the Wayback Machine. - cyclingnews.com 3月17日付(英語)

参考文献

編集

外部リンク

編集