ミスター・アーサー
スティーヴ・ゴードン(英語版)監督・脚本による1981年のコメディ映画
『ミスター・アーサー』(Arthur)は、スティーヴ・ゴードン監督・脚本による1981年のアメリカ合衆国のコメディ映画である。
ミスター・アーサー | |
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Arthur | |
監督 | スティーヴ・ゴードン |
脚本 | スティーヴ・ゴードン |
製作 | ロバート・グリーンハット |
製作総指揮 | チャールズ・H・ジョフィ |
出演者 |
ダドリー・ムーア ライザ・ミネリ ジョン・ギールグッド |
音楽 | バート・バカラック |
主題歌 | クリストファー・クロス『ニューヨーク・シティ・セレナーデ』 |
撮影 | フレッド・シュラー |
編集 | スーザン・E・モース |
製作会社 | オライオン・ピクチャーズ |
配給 | ワーナー・ブラザース |
公開 |
1981年7月17日 1981年12月12日 |
上映時間 | 97分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
興行収入 | $95,461,682[1] |
次作 | ミスター・アーサー2 |
アカデミー賞では4部門でノミネートされ、助演男優賞と歌曲賞を受賞した。
1988年に続編の『ミスター・アーサー2』が公開された。また2011年にはラッセル・ブランド主演で同名のリメイク版が公開された。
日本では1992年にミュージカル化されシアター・ドラマシティで上演された[2]。
ストーリー
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ニューヨークの大富豪の御曹司のアーサー・バックは何不自由なく遊び回る毎日を送っていたが、あるとき父親から政略結婚を命じられ、逆らえば遺産を相続させないと告げられた。遺産が欲しいアーサーは観念して結婚しようとするが、街で出会ったリンダと恋に落ちてしまう。
キャスト
編集※括弧内は日本語吹替(ソフト未収録)
- アーサー・バック - ダドリー・ムーア(安原義人)
- リンダ・マローラ - ライザ・ミネリ(弥永和子)
- ホブソン - ジョン・ギールグッド(中庸助)
- マーサ・バック - ジェラルディン・フィッツジェラルド
- スーザン・ジョンソン - ジル・アイケンベリー(榊原良子)
- バート・ジョンソン - スティーブン・エリオット(池田勝)
- ラルフ・マローラ - バーニー・マーティン(島香裕)
- ビッターマン - テッド・ロス
- スタンフォード・バック - トーマス・バーバー
- グロリア - アン・デ・サルヴォ
- 役員 - ポール・グリーソン(西村知道)
評価
編集アメリカン・フィルム・インスティチュートが選ぶ「アメリカ喜劇映画ベスト100」では53位となった。また主題歌の『ニューヨーク・シティ・セレナーデ』(原題: "Arthur's Theme (Best That You Can Do)" )が「アメリカ映画主題歌ベスト100」では79位となった。
受賞とノミネート
編集賞 | 部門 | 候補者 | 結果 |
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アカデミー賞[3] | 主演男優賞 | ダドリー・ムーア | ノミネート |
助演男優賞 | ジョン・ギールグッド | 受賞 | |
脚本賞 | スティーヴ・ゴードン | ノミネート | |
歌曲賞 | バート・バカラック、キャロル・ベイヤー・セイガー、クリストファー・クロス、ピーター・アレン 「ニューヨーク・シティ・セレナーデ」 |
受賞 | |
ゴールデングローブ賞 | 作品賞 (ミュージカル・コメディ部門) | 『ミスター・アーサー』 | 受賞 |
主演男優賞 (ミュージカル・コメディ部門) | ダドリー・ムーア | 受賞 | |
助演男優賞 | ジョン・ギールグッド | 受賞 | |
主題歌賞 | バート・バカラック、キャロル・ベイヤー・セイガー、クリストファー・クロス、ピーター・アレン "Best That You Can Do" |
受賞 | |
英国アカデミー賞 | 助演男優賞 | ジョン・ギールグッド | ノミネート |
作曲賞 | バート・バカラック | ノミネート | |
ニューヨーク映画批評家協会賞 | 助演男優賞 | ジョン・ギールグッド | 受賞 |
ロサンゼルス映画批評家協会賞 | 助演男優賞 | ジョン・ギールグッド | 受賞 |
参考文献
編集- ^ “Arthur”. Box Office Mojo. Amazon.com. March 9, 2012閲覧。
- ^ “シアター・ドラマシティ - 現代演劇上演記録 検索結果一覧”.早稲田大学坪内博士記念演劇博物館 現代演劇上演記録データベース.2015年2月20日閲覧。
- ^ “The 54th Academy Awards (1982) Nominees and Winners”. 映画芸術科学アカデミー. 2012年10月25日閲覧。