マーチ・751
マーチ・751 (March 751) は、マーチ・エンジニアリングが開発したフォーミュラ1カー[1]。1975年のF1世界選手権に投入された。
カテゴリー | F1 | ||||||||
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コンストラクター | マーチ | ||||||||
デザイナー | ロビン・ハード | ||||||||
先代 | マーチ・741 | ||||||||
後継 | マーチ・761 | ||||||||
主要諸元 | |||||||||
シャシー | アルミニウム製モノコック | ||||||||
トレッド |
前:1,473 mm (58.0 in) 後:1,473 mm (58.0 in) | ||||||||
ホイールベース | 2,540 mm (100 in) | ||||||||
エンジン | フォード-コスワース DFV 3.0 V8 NA | ||||||||
トランスミッション | ヒューランド FGA400, 6速 + 反転1速 MT, | ||||||||
燃料 |
シェル スノコ | ||||||||
タイヤ | グッドイヤー | ||||||||
主要成績 | |||||||||
ドライバー |
ヴィットリオ・ブランビラ レラ・ロンバルディ ハンス=ヨアヒム・スタック マーク・ダナヒュー | ||||||||
出走時期 | 1975年 | ||||||||
初戦 | 1975年南アフリカグランプリ | ||||||||
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概要
編集751はロビン・ハードが設計し、前作同様フォーミュラ2マシンと多くの部分を共有した。エンジンはコスワースDFV、ギアボックスはヒューランドFG400を搭載したが、ブレーキはF2マシンと共通で、マシンのウィークポイントとなった。
ドライバーはヴィットリオ・ブランビラ、レラ・ロンバルディ、ハンス=ヨアヒム・スタック、ペンスキーからマーク・ダナヒューがドライブした。ブランビラはオーストリアグランプリでその経歴における唯一の勝利を751で挙げた。
751は6台が製作され、751/5はチーム・ペンスキーで使用された。
F1における全成績
編集年 | チーム | エンジン | ドライバー | 結果 | ドライバー順位 | コンストラクター順位 | |||||||||||||||
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ARG |
BRA |
RSA |
ESP |
MON |
BEL |
SWE |
NED |
FRA |
GBR |
GER |
AUT |
ITA |
USA |
ポイント | 順位 | ポイント | 順位 | ||||
1975年 | ベータ・チーム・マーチ | フォード | ヴィットリオ・ブランビラ | — | — | Ret | 5‡ | Ret | Ret | Ret | Ret | Ret | 6 | Ret | 1‡ | Ret | 7 | 6,5 | 11 | 7,5 | 8 |
ラヴァッツァ・マーチ | レラ・ロンバルディ | — | — | — | 6‡ | DNQ | Ret | Ret | 14 | 18 | Ret | 7 | 17 | Ret | — | 0,5 | 21 | ||||
ハンス=ヨアヒム・スタック | — | — | — | — | — | — | — | — | — | Ret | Ret | Ret | Ret | 8 | 0 | 25 | |||||
ペンスキー・カーズ | マーク・ダナヒュー | — | — | — | — | — | — | — | — | — | 5 | Ret | — | — | 2 (4) | 15 |
参照
編集外部リンク
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