マルクドイツ語: Mark)は、ドイツなどの通貨。ただし、ドイツでは2001年以降ユーロ導入により廃止されており、2021年現在で使われているのはボスニア・ヘルツェゴビナのみ。漢字では馬克

ドイツ語で刻印を意味するMark英語ではマーク mark)から。本来は質量を量る単位で、ドイツに限らず広く西欧で使われていた。

国によってはマーク (mark)、マルカ (marka)、マルッカ (markka) など、別の呼びかたをするが、ドイツ語のマルクが有名なため、それらもマルクと呼ばれることがある。

各国・各時代のマルク

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ドイツ

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その他

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質量の単位

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中世・近世の西欧では、金・銀の質量の単位としてマルク(マークとも)が使われた。その量は一定しないが、おおよそ8トロイオンス(249グラム)だった。

その後、ドイツでは1/2ポンド(6トロイオンス)とされた。

現在も、北欧諸国などで使われることがある。その量は以下のとおり。