マムシ亜科(マムシあか、Crotalinae)はクサリヘビ科に属するヘビの亜科の一つ。タイプ属ガラガラヘビ属特定動物

マムシ亜科
シンリンガラガラヘビ
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 爬虫綱 Reptilia
: 有鱗目 Squamata
: クサリヘビ科 Viperidae
亜科 : マムシ亜科 Crotalinae
学名
Crotalinae Oppel1811
タイプ属
Crotalus Linnaeus, 1758

分布

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アフリカ大陸ユーラシア大陸北アメリカ大陸南アメリカ大陸

形態

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最大種はブッシュマスターで全長350センチメートル。眼と鼻孔の間に1対の赤外線感知器官(ピット器官)を持つ。

生態

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砂漠から森林まで様々な環境に生息する。生態も様々で地表棲から樹上棲の種もいる。

食性は動物食で、昆虫両生類、爬虫類、鳥類やその卵、哺乳類などを食べる。

繁殖形態は卵生、胎生の種が共にいる。

人間との関係

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強毒種に噛まれた場合、適切な処置を受けなかった場合は人間でも命を落とすこともある。

分類

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21属におよそ230種が属する[1]

なお、ハブ属とその近縁な属に分類される種を「ハブ類」と総称する場合があるが、その定義や範囲は地域や研究対象の別により異なる[4][5][6]

系統

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以下のような系統樹が得られている[7]

Garthius chaseni

ヨロイハブ属

ヒャッポダ

マレーマムシ

セイロンマムシ属

アジアハブ属

ヤマハブ属

ハブ属

マムシ属

新大陸系統

フトリハブ属

オークハブ属

ソリハナハブ属

Bothrocophias

ヤジリハブ属

メキシコツノハブ

Mixcoatlus

ブッシュマスター属

ヤシハブ属

アメリカマムシ属

ヒメガラガラヘビ属

ガラガラヘビ属

参考文献

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  1. ^ Crotalinae in Reptile database”. 2015年3月27日閲覧。
  2. ^ タイワンアオハブTrimeresurus stejnegeri(Schmidt)の食餌の離島における変動
  3. ^ Parkinson, Christopher L. (1999). “Molecular systematics and biogeographical history of pitvipers as determined by mitochondrial ribosomal DNA sequences”. Copeia: 576-586. doi:10.2307/1447591. 
  4. ^ 沖縄県の毒ヘビ咬症の推移 - 沖縄県
  5. ^ ハブの分布 - 沖縄県衛生研究所
  6. ^ 鳥羽通久「日本および東南アジアのハブ類の系統分類学的研究」1993年度 研究実績報告書 - 科学研究費助成事業データベース
  7. ^ Pyron, Robert Alexander and Burbrink, Frank T and Wiens, John J (2013). “A phylogeny and revised classification of Squamata, including 4161 species of lizards and snakes”. BMC evolutionary biology 13 (1): 93. doi:10.1186/1471-2148-13-93. 
  • クリス・マティソン 『ヘビ大図鑑』監訳千石正一、緑書房、2000年、185-187頁。

関連項目

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