ペヌエル
ペヌエル(英語:Peniel,ヘブル語:פְּנוּאֵל)は、旧約聖書に登場する地名である。ヘブル語で「神の御顔」の意味である。ヨルダン川の中流のスコテから東に6kmのヤボク川の南岸の地域である。トゥルル・エ・ダハブ(黄金の丘)と呼ばれる二つの近くの廃墟であると言われている。
ヤコブがエサウに会う前に神と格闘した場所である。[2] 士師ギデオンがミデヤン人と交戦した際、ペヌエルの住民に協力を要請したが、応じなかったので、ギデオンにより、ペヌエルの町は破壊され、住民は虐殺された。
北イスラエル王国の初代ヤロブアム1世は首都としてシェケムを選んだが、東からの侵入者を防ぐためにペヌエルを要塞都市として再建した[3]。