プロクロルペラジン(英:Prochlorperazine)とは神経遮断薬の1つで、統合失調症の治療に用いられる[1]ドパミンD2受容体を遮断することで抗ドパミン作用を示す[2]。日本での製品名は「ノバミン」(塩野義製薬製造販売)

プロクロルペラジン
IUPAC命名法による物質名
臨床データ
販売名 ノバミン
Drugs.com monograph
MedlinePlus a682116
胎児危険度分類
法的規制
薬物動態データ
生物学的利用能不詳
血漿タンパク結合91–99%
代謝主に肝代謝 (CYP2D6CYP3A4)
半減期4–8 時間, 投与経路により異なる
排泄胆汁排泄, また非活性代謝物が尿中にも排泄される
データベースID
CAS番号
58-38-8 チェック
ATCコード N05AB04 (WHO)
PubChem CID: 4917
IUPHAR/BPS英語版 7279
DrugBank DB00433 チェック
ChemSpider 4748 チェック
UNII YHP6YLT61T チェック
KEGG D00493  チェック
ChEBI CHEBI:8435 チェック
ChEMBL CHEMBL728 チェック
化学的データ
化学式C20H24ClN3S
分子量373.943 g/mol
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効能・効果

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統合失調症、術前・術後等の悪心・嘔吐。

特徴

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カナダ頭痛学会は複数の研究を元に、救急外来での片頭痛の第一選択治療としてプロクロルペラジンを推奨している[3]。(ただし日本では保険適応ではない)

関連項目

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参考文献

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  1. ^ “The 15-Minute Visit”. Patient Care 40: 9–10. (February 2006). 
  2. ^ 山本節:精神医学,1981、23:(8)、827
  3. ^ Orr SL, et al. Canadian Headache Society systematic review and recommendations on the treatment of migraine pain in emergency settings. Cephalalgia. 2015;35(3):271-284.