ブローミステガBroomistega)は、約2億5,100万- 約2億4,970万年前(中生代三畳紀初期)のゴンドワナ大陸中央部(現在のアフリカ南部[1]を含む)に生息していた原始的両生類

ブローミステガ
保全状況評価
絶滅(化石
地質時代
約2億5,100万- 約2億4,970万年前(中生代三畳紀最初期〈Induan期〉)
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 両生綱 Amphibia
亜綱 : 迷歯亜綱 Labyrinthodontia
: 分椎目 Temnospondyli
上科 : リネスクス上科 Rhinesuchidea
: リネスクス科 Rhinesuchidae
: ブローミステガ属 Broomistega
学名
Broomistega
Shishkin et Rubidge, 2000
  • B. putterilli (Broom, 1930) 
    模式種

迷歯亜綱- 分椎目- リネスクス科に分類されている。同科は本種を最後として絶滅した。

学名

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属名は、本属の模式種Lydekkerina putterilliリデッケリナ〈ライデッケリナ〉・プッテリッリ)として記載した Edytujesz Broom の名前とギリシア語stegos (roof、cover、屋根、覆い)」をともに組み合わせた献名であり、「Broom氏の、覆いのようなふうの肋骨を持つもの」との命名意図を持つ。

特徴

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同科の中で最小の種であり、頭骨長は約11cm。幼形成熟していた。そのこともあり、かつては前述のリデッケリナの仲間かウラノケントロドンの幼体と考えられていたが、今日では、生態的に制限を受ける環境の下で小型化した種であったと推定されている。

脚注

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関連項目

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外部リンク

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