ブルース・エリアンス
ブルース・チャールズ・エリアンス(Bruce Charles Arians、1952年10月3日 - )はアメリカ合衆国ニュージャージー州パターソン出身の元アメリカンフットボールコーチ。
Bruce Arians | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
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2021年のエリアンス | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
タンパベイ・バッカニアーズ シニアフットボールコンサルタント | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
ポジション | クォーターバック | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
生年月日 | 1952年10月3日(72歳) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
出身地 |
アメリカ合衆国 ニュージャージー州パターソン | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
経歴 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
高校 |
ウィリアム・ペン高校 (ペンシルベニア州ヨーク) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
大学 | バージニア工科大学 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
所属歴 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
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受賞歴・記録 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
スーパーボウル制覇(コーチとして) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
2020(第55回) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
その他受賞・記録(コーチとして) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
NFL最優秀コーチ賞:2回(2012・2014) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
ヘッドコーチとしての通算成績 (2020年終了時点) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
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Coaching stats at PFR |
2013年から2017年までNFLのアリゾナ・カージナルスのヘッドコーチを務め、2019年より2021年まではタンパベイ・バッカニアーズでヘッドコーチを務めた。また、2012年には、インディアナポリス・コルツで暫定ヘッドコーチを務めていた。アマチュアでは、1983年から1988年までテンプル大学のヘッドコーチを務めていた。アグレッシブなプレーを奨励する「リスクなくして、ビスケットなし」というスローガンで知られている。日本語のメディアでは「エイリアンス」「アリアンス」などの表記も見られる。
経歴
編集バージニア工科大学時代はカレッジフットボールでクォーターバックを務めていた。大学卒業後、選手としては引退し、バージニア工科大学で卒業アシスタントを務め、以降コーチとしての経歴を歩んでいく。
コーチとしてのキャリアの大半をクォーターバック(QB)担当コーチや攻撃コーディネーターとして過ごす。最初のインディアナポリス・コルツ在籍時はペイトン・マニング、ピッツバーグ・スティーラーズ在籍時はベン・ロスリスバーガーを指導。のちにNFL史に名を残すQBのキャリア初期の指導に関わった[1]。
2012年にコルツの攻撃コーディネーターとなり、プロ1年目のアンドリュー・ラックの指導を行っていたが、チャック・パガーノヘッドコーチが白血病の治療を受けたとき、暫定ではあるが初めてNFLのヘッドコーチに就任した。コルツでの12週間の暫定ヘッドコーチの期間、前年のシーズンで2勝14敗だったチームを9勝3敗の成績に導き、プレーオフ出場を果たした。そのシーズンで、エリアンスは、暫定ヘッドコーチながらAP通信NFL最優秀コーチ賞を受賞した。
2013年よりアリゾナ・カージナルスのヘッドコーチに就任。ハイズマン賞受賞者でありながら安定した成績を残せずにいたカーソン・パーマーを正QBに成長させるなど手腕を示し、2度のポストシーズン出場、1度の地区優勝を果たす。2015年シーズンはNFCチャンピオンシップゲームへの出場を果たした。2014年シーズンには2度目のAP通信NFL最優秀コーチ賞を受賞した。
2017年に健康上の理由から一度コーチキャリアを引退するも、2019年にバッカニアーズのヘッドコーチに就任した[1]。2020年にはニューイングランド・ペイトリオッツから移籍してきたQBトム・ブレイディと邂逅し、第55回スーパーボウルでチーム2度目のスーパーボウル制覇を果たした[2]。この時すでに68歳であり、スーパーボウルを制覇した最年長のヘッドコーチとなった。2022年3月30日、引退を発表した[3]。
脚注
編集- ^ a b “元HCエリアンスがバッカニアーズHCとしてNFL復帰へ”. NFL JAPAN (2019年1月9日). 2021年4月29日閲覧。
- ^ “バッカニアーズ、18季ぶり王座 チーフス破る―スーパーボウル”. 時事ドットコム (2021年2月8日). 2021年4月29日閲覧。
- ^ “Bruce Arians retiring as Buccaneers head coach; Todd Bowles to succeed him”. NFL. 2022年3月31日閲覧。