フレズノ・グリズリーズ
フレズノ・グリズリーズ(Fresno Grizzlies)は、アメリカ合衆国カリフォルニア州フレズノに本拠地をおくマイナーリーグの野球チーム。カリフォルニアリーグ所属で、2022年現在はMLB・コロラド・ロッキーズ傘下A+級チームとして活動している。
フレズノ・グリズリーズ Fresno Grizzlies カリフォルニア州フレズノ郡フレズノ | |
創設: 1901年 | |
所属リーグ | |
| |
所属リーグ | |
| |
所属メジャーリーグ | |
| |
歴代チーム名 | |
| |
歴代本拠地 | |
収容人員: 12,500人
| |
獲得マイナーリーグタイトル | |
クラス優勝 | 2015年 |
リーグ優勝 | 1924年・1940年・1941年・1942年・1951年・1955年・1966年・1991年・1993年・2015年 |
地区優勝 | 1973年・1991年・1993年・1998年・2015年 |
オーナー: フレズノ・ベースボール | |
GM: | |
監督: |
前身はアリゾナ州ツーソンを本拠地としていた「ツーソン・トロズ」。
2009年には、日本人選手の高津臣吾、藪恵壹の他、マット・キニー(元埼玉西武ライオンズ)、ラモン・オルティーズ(元オリックス・バファローズ)、ジョン・ボウカー(読売ジャイアンツ)らが在籍した。2011年にはマーク・クルーン(元横浜ベイスターズ・巨人)、エドガー・ゴンザレス(元巨人)が在籍した。
歴史
編集1901年にパシフィック・ノースウェスト・リーグに参加したシアトル・クラムディガーズというチームが起源とされる。1903年よりパシフィックコーストリーグに加盟。その後、幾度か球団名の変更があったが1968年までシアトルを本拠地としていた。
1969年にアリゾナ州ツーソンへ移転し、ツーソン・トロズに改称した。
1998年、MLBにアリゾナ・ダイヤモンドバックスが加盟したため、同じフェニックスに存在していたパシフィックコーストリーグ所属のサンフランシスコ・ジャイアンツ傘下、フェニックス・ファイアバーズがツーソンに移転し、ツーソン・サイドワインダーズに改称した(ダイヤモンドバックスと提携)。ツーソンにあるツーソン・トロズはフレズノに移転し、現在のフレズノ・グリズリーズに改称、AAA級のチームとしてジャイアンツと提携した[1]。
2002年、フレズノ移転以来使用していたピート・ベンセン・フィールドから現在のグリズリーズ・スタジアム(チュケチャンスィ・パーク)に移転。
2005年、フレズノ・ベースボールに球団を売却。
2010年8月3日にジャイアンツと2年の延長契約を結んだ[2]。
2012年9月2日にジャイアンツと2年の延長契約を結んだ[3]。
2014年9月18日にヒューストン・アストロズと2年契約を結んだ[4]。
2019年シーズンからはワシントン・ナショナルズが提携球団となった(2020年までの2年契約)[5]。
2021年シーズンからは、コロラド・ロッキーズ傘下のA+級のチームとして、ロウAウェストに所属して活動していくことになった[6]。
選手名鑑
編集現役選手
編集
投手
|
捕手 内野手
外野手
指名打者
| ||
* 40人ロースター **故障者リスト、制限選手 2015年9月24日更新 [公式サイト(英語)より:ロースター 選手の移籍・故障情報] |
過去の主な所属選手
編集ツーソン・トロズ時代
編集フレズノ・グリズリーズ時代
編集- ミゲル・デルトロ
- ジェイソン・グリーリ
- ライアン・ボーグルソン
- デーモン・マイナー
- ヨービット・トレアルバ
- 新庄剛志
- ジェローム・ウィリアムズ
- トッド・リンデン
- マット・キニー
- マット・ケイン
- スコット・アッチソン
- ティム・リンスカム
- スコット・マクレーン
- ジョン・ボウカー
- トラビス・イシカワ
- 藪恵壹
- ラモン・オルティーズ
- 高津臣吾
- バスター・ポージー
- マディソン・バンガーナー
- ブランドン・ベルト
- ブランドン・クロフォード
- マーク・クルーン
- エドガー・ゴンザレス (内野手)
- トラビス・ブラックリー
- チャーリー・カルバーソン
- 田中賢介
- ジョー・パニック
- マックス・スタッシ
- ジェイク・マリスニック
- プレストン・タッカー
- カルロス・コレア
- タイラー・ホワイト
- トニー・ケンプ
- アレックス・ブレグマン
- J.D.デービス
- デビッド・ポーリーノ
- デレク・フィッシャー
- カイル・タッカー
- ジョシュ・ジェームズ
脚注
編集- ^ 綱島理友「サンアントニオ・ミッションズ」『綱島理友のアメリカン・ベースボール徹底攻略ブック』 ベースボール・マガジン社、2015年、雑誌 978-4-583-10814-8 、190-191頁。
- ^ Noah Frank (2010年8月3日). “Grizzlies Extend Lead, PDC By Two” (英語). MiLB.com. 2014年12月23日閲覧。
- ^ “Grizzlies, Giants Renew PDC Through 2014” (英語). MiLB.com (2012年9月2日). 2014年12月23日閲覧。
- ^ “Astros Partner With Fresno Grizzlies For Triple A Club” (英語). MLB.com (2014年9月18日). 2014年12月23日閲覧。
- ^ “Fresno Grizzlies and Washington Nationals agree to Player Development Contract for 2019 and 2020 seasons” (英語). MiLB.com (2018年9月18日). 2018年11月23日閲覧。
- ^ Kevin Reichard (2020年12月9日). “Fresno Agrees to Cal League Move; 120-Team MiLB Lineup Complete”. Ballpark Digest. 2021年2月12日閲覧。
外部リンク
編集- Fresno Grizzlies(英語版)
- Fresno Grizzlies (@FresnoGrizzlies) - X(旧Twitter)
- Fresno Grizzlies (@instagrizz_fg) - Instagram