フモニシンB2
フモニシンB2 (fumonisin B2) は、フザリウム属菌Fusarium verticillioidesおよびFusarium moniliformeが産生するフモニシンマイコトキシンの一つである[1]。フモニシンB1の構造類縁体。フモニシンB2はフモニシンB1よりも細胞毒性が高い。フモニシンB2はスフィンゴシンアシルトランスフェラーゼを阻害する。
フモニシンB2 | |
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(2R,2'R)-2,2'-{[(5R,6S,7S,9S,16R,18S,19S)-19-amino-16,18-dihydroxy-5,9-dimethylicosane-6,7-diyl]bis[oxy(2-oxoethane-2,1-diyl)]}disuccinic acid | |
識別情報 | |
CAS登録番号 | 116355-84-1 |
PubChem | 2733489 |
ChemSpider | 2015284 |
KEGG | C19242 |
ChEBI | |
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特性 | |
化学式 | C34H59NO14 |
モル質量 | 705.83 g mol−1 |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
フモニシンB2およびその他のフモニシン類は、トウモロコシやその他の穀物をしばしば汚染する。
脚注
編集- ^ Fumonisin B2 product specification by Fermentek