フッ化ストロンチウム
フッ化ストロンチウム(ふっかストロンチウム、Strontium fluoride)は、ストロンチウムとフッ素からなる塩である。組成式は SrF2。イオン性で、水に溶ける。エタノールにも可溶。 明るい赤色の炎色反応を示す。室温で安定な白色の結晶である。
フッ化ストロンチウム | |
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フッ化ストロンチウム | |
別称 フッ化ストロンチウム(II) ストロンチウムフルオリド ふっ化ストロンチウム Strontium fluoride Strontium difluoride | |
識別情報 | |
CAS登録番号 | 7783-48-4 |
特性 | |
化学式 | SrF2 |
モル質量 | 125.62 g/mol |
密度 | 4.24 g/cm3 |
融点 |
1477 °C |
沸点 |
2460 °C |
水への溶解度 | 11.7 mg/100 mL (18 °C) |
屈折率 (nD) | 1.439 @0.58 µm |
構造 | |
結晶構造 | 立方晶系 |
危険性 | |
Rフレーズ | R36,R37,R38 |
Sフレーズ | S26~S36 |
引火点 | 不燃性 |
関連する物質 | |
その他の陰イオン | 塩化ストロンチウム 臭化ストロンチウム ヨウ化ストロンチウム |
その他の陽イオン | フッ化ベリリウム フッ化マグネシウム フッ化カルシウム フッ化バリウム |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
合成
編集フッ化ストロンチウムは、炭酸ストロンチウムとフッ化水素酸と反応させることによって得られる。
また、塩化ストロンチウムとフッ素を反応させることによっても得ることができる
用途
編集注意
編集吸入または摂取は人体に有害である。また、熱や酸等との反応によって有毒なフッ化水素や酸化ストロンチウム等発生させる恐れがある。
参考文献
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関連項目
編集外部リンク
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