フィリップ・オベール・ド・ガスペ

フィリップ・オベール・ド・ガスペ(フィリップ=ジョゼフ・ド・ガスペ、Philippe-Joseph Aubert de Gaspé、1786年10月30日〜1871年1月29日) は、フランス系カナダ人の作家、法律家。

Philippe-Joseph Aubert de Gaspé
オーベール・ド・ガスぺ、1863-64年に撮影された写真からのリトグラフ
誕生 (1786-10-30) 1786年10月30日
カナダ ケベック, Province of Quebec, イギリス領北アメリカ
死没 1871年1月29日(1871-01-29)(84歳没)
カナダ ケベック
職業 Writer and seigneur
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19世紀中葉の民族主義の高まりのなかで76歳にして、イギリスによる征服 (1760) の時代を扱った歴史小説『往時のカナダ人』を書き、有名になる。フランス系カナダ文学の最初の重要な作家と言われる[1]

生涯

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1786年、ピエール=イグナス・オーベール・ド・ガスぺ候と、シャルル=フランソワ・タリュー・ド・ラノディエール候の娘カトリーヌ・タリュー・ド・ラノディエールの子としてケベック・シティに生まれる。オーベール・ド・ガスぺ家は、1693年にルイ14世によって貴族に列せられた名家[2]。フィリップ=ジョセフの祖父イグナス=フィリップ・オベール・ド・ガスぺは、ルイ=ジョセフ・ド・モンカルムの下でカリヨン(タイコンデロガ)で戦った[3]。その後、ジョセフはセント・ローレンス川沿いにある一族の地所を相続した[4]

脚注

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  1. ^ "Philippe-Joseph Aubert de Gaspé". Canadian Encyclopedia.
  2. ^ "AUBERT DE LA CHESNAYE, CHARLES". Dictionary of Canadian Biography.
  3. ^ "AUBERT DE GASPÉ, IGNACE-PHILIPPE". Dictionary of Canadian Biography.
  4. ^ Philippe Aubert de Gaspé”. 17 July 2022閲覧。

参考資料

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外部リンク

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