ピスト・マンチェゴ
スペイン料理
ピスト・マンチェゴ(Pisto manchego)またはピスト(Pisto)は、スペイン料理の1品。ムルシア州、カスティーリャ・ラ・マンチャ州、エストレマドゥーラ州の発祥。肉は使わず[1]、トマト、タマネギ、ナスまたはズッキーニ、緑・赤ピーマン、オリーブ・オイルを使い[2]、野菜を炒めた後、弱火で煮込む[1]。ラタトゥイユに似ており、通常は温かい料理として最初に、あるいは他の料理と一緒に供される。白米、パン、目玉焼き、生ハムを載せて、あるいは添えて提供されることが多い。エンパナーダの具にもよく使われる。
ピスト・マンチェゴ Pisto manchego | |
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別名 | ピスト |
種類 | シチュー |
発祥地 | スペイン |
地域 | ラ・マンチャ |
提供時温度 | 温かい |
主な材料 | トマト、タマネギ、ナス、ズッキーニ、ピーマン、オリーブ・オイル |
ピスト・マンチェゴという料理の名前は、歴史的にラ・マンチャと呼ばれた地域を起源とすることにちなむ。エストレマドゥーラ州のピスト・エストレメーニョ(pisto extremeño)、バスク州ビルバオのピスト・ア・ラ・ビルバイーナ(Pisto a la Bilbaína)はピスト・マンチェゴと似ているが、具材にズッキーニ、緑ピーマンとトマトソースしか使わないことが多く、卵を加えて軽く混ぜながら炒めることもある。
類似料理
編集脚注
編集- ^ a b 服部 2015, p. 208.
- ^ Crain, L.; Gorham, J.; Reamer, D. (2014). Toro Bravo: Stories. Recipes. No Bull.. McSweeney's. p. pt289. ISBN 978-1-940450-39-1 December 23, 2016閲覧。
参考文献
編集- 服部幸應『世界の六大料理基本事典』東京堂出版、2015年2月20日、510頁。ISBN 978-4-490-10858-3。