パンドラの箱 (曖昧さ回避)
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パンドラの箱(パンドラのはこ)は、ギリシア神話に登場する、この世のあらゆる災厄を収めた箱のこと。パンドラの匣とも表記される。
「パンドラの箱」について触れられている最古の書物だと言われるヘーシオドスの著書『仕事と日』の文中では「壷(甕、ピトス)」という表記がされている。
最初に「箱」(ピュクシス)という表記が用いられたのは、ルネサンス時代、ロッテルダムのエラスムスによる記述であり、これは誤訳により甕が箱になってしまったと言われる。
→「パンドーラー § パンドーラーの箱」を参照
- パンドラの箱(原題:Die Büchse der Pandora) - フランク・ヴェーデキントによる1904年の戯曲。「ルル二部作」の第二部にあたる。
- パンドラの箱 (映画) (原題:Die Büchse der Pandora) - 1929年のドイツのサイレント映画。上記の戯曲を基にする。
- パンドラの箱 (新田純一の曲) - 新田純一の1983年のシングル。NHK「みんなのうた」でも放送された。
- パンドラの匣 (小説) - 日本の作家太宰治の小説。2009年に同名で映画化されている。
- パンドラの匣 (アルバム) - 日本のロックバンドPierrotのアルバム。