バレーボール男子世界選手権
バレーボール男子世界選手権(バレーボールだんしせかいせんしゅけん、英語: FIVB Men's World Championship)は1949年から始まったバレーボール世界選手権の男子大会である。
開始年 | 1949 |
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主催 | 国際バレーボール連盟 |
チーム数 | 32チーム |
前回優勝 | イタリア |
最多優勝 | ロシア (6) |
公式サイト | |
公式ウェブサイト |
概要
編集1949年にチェコスロバキアで第1回大会が開催された。試合会場は屋外テニスコートを再利用したものであった。参加国は全部で10カ国でヨーロッパに限定されていたため事実上の『ヨーロッパ選手権』であった。
日本は初出場が1960年で8位。2018年まで15回出場(2014年は不出場)。最高位は3位の銅メダルで1970年と1974年[1]。開催は1988年と2006年。
競技方式(出場枠・試合形式)
編集出場枠
編集出場チーム数は何度も変更が行われているが、現在の出場チーム数は24チームである(2002年より)[1]。開催国と前回大会優勝チームが出場できるほか、各大陸における予選を勝ち抜いた上位チームが出場となる。出場できるチーム数の各大陸の内訳はFIVBランキングを元に決定される。ただし、2022年大会は、予選は特別に行われず、開催国と2018年大会優勝チームに加え、2021年度の各大陸選手権の優勝チームと準優勝チームに出場権が与えられ、それ以外はFIVBランキング上位に出場権が与えられた。
試合方式
編集試合方式は年ごとに変わっているが、2025年大会では、出場32チームが1次ラウンドで4チームずつ8プールに分かれ、上位16チーム(各プール上位2チームと)が最終ラウンドのノックアウト方式トーナメントに進出となった。
成績
編集開催年 | 数 | 開催国 | 優勝 | 準優勝 | 3位 | 4位 |
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1949年(第1回) | 10 | チェコスロバキア | ソビエト連邦 | チェコスロバキア | ブルガリア | ルーマニア |
1952年(第2回) | 11 | ソビエト連邦 | ソビエト連邦 | チェコスロバキア | ブルガリア | ルーマニア |
1956年(第3回) | 24 | フランス | チェコスロバキア | ルーマニア | ソビエト連邦 | ポーランド |
1960年(第4回) | 14 | ブラジル | ソビエト連邦 | チェコスロバキア | ルーマニア | ポーランド |
1962年(第5回) | 19 | ソビエト連邦 | ソビエト連邦 | チェコスロバキア | ルーマニア | ブルガリア |
1966年(第6回) | 22 | チェコスロバキア | チェコスロバキア | ルーマニア | ソビエト連邦 | 東ドイツ |
1970年(第7回) | 24 | ブルガリア | 東ドイツ | ブルガリア | 日本 | チェコスロバキア |
1974年(第8回) | 23 | メキシコ | ポーランド | ソビエト連邦 | 日本 | 東ドイツ |
1978年(第9回) | 23 | イタリア | ソビエト連邦 | イタリア | キューバ | 韓国 |
1982年(第10回) | 24 | アルゼンチン | ソビエト連邦 | ブラジル | アルゼンチン | 日本 |
1986年(第11回) | 16 | フランス | アメリカ合衆国 | ソビエト連邦 | ブルガリア | ブラジル |
1990年(第12回) | 16 | ブラジル | イタリア | キューバ | ソビエト連邦 | ブラジル |
1994年(第13回) | 16 | ギリシャ | イタリア | オランダ | アメリカ合衆国 | キューバ |
1998年(第14回) | 16 | 日本 | イタリア | ユーゴスラビア | キューバ | ブラジル |
2002年(第15回) | 24 | アルゼンチン | ブラジル | ロシア | フランス | ユーゴスラビア |
2006年(第16回) | 24 | 日本 | ブラジル | ポーランド | ブルガリア | セルビア・モンテネグロ |
2010年(第17回) | 24 | イタリア | ブラジル | キューバ | セルビア | イタリア |
2014年(第18回) | 24 | ポーランド | ポーランド | ブラジル | ドイツ | フランス |
2018年(第19回) | 24 | イタリア ブルガリア |
ポーランド | ブラジル | アメリカ合衆国 | セルビア |
2022年(第20回) | 24 | ポーランド スロベニア |
イタリア | ポーランド | ブラジル | スロベニア |
2025年(第21回) | 32 | フィリピン |
メダルサマリー
編集チーム | 優勝 | 準優勝 | 3位 |
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ロシア | 6 | 3 | 3 |
イタリア | 4 | 1 | 0 |
ブラジル | 3 | 3 | 1 |
ポーランド | 3 | 2 | 0 |
チェコ | 2 | 4 | 0 |
アメリカ合衆国 | 1 | 0 | 2 |
東ドイツ | 1 | 0 | 0 |
キューバ | 0 | 2 | 2 |
ルーマニア | 0 | 2 | 2 |
ブルガリア | 0 | 1 | 4 |
セルビア | 0 | 1 | 1 |
オランダ | 0 | 1 | 0 |
日本 | 0 | 0 | 2 |
アルゼンチン | 0 | 0 | 1 |
フランス | 0 | 0 | 1 |
ドイツ | 0 | 0 | 1 |
脚注
編集- ^ a b 日本バレーボール協会