バグジー (映画)
1991年のバリー・レヴィンソン監督によるアメリカ映画
『バグジー』(Bugsy)は、1991年のアメリカ映画。実在の人物、ベンジャミン・シーゲル(Benjamin Siegel)をモデルとしている。
バグジー | |
---|---|
Bugsy | |
監督 | バリー・レヴィンソン |
脚本 | ジェームズ・トバック |
製作 |
マーク・ジョンソン バリー・レヴィンソン ウォーレン・ベイティ |
出演者 |
ウォーレン・ベイティ アネット・ベニング ハーヴェイ・カイテル |
音楽 | エンニオ・モリコーネ |
撮影 | アレン・ダヴィオー |
編集 | ステュー・リンダー |
配給 |
トライスター ピクチャーズ コロンビア・トライスター映画 |
公開 |
1991年12月20日 1992年2月22日 |
上映時間 | 134分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $40,000,000 |
興行収入 | $49,114,016[1] |
表題のバグジーとは害虫、ばい菌という意味の蔑称で、シーゲル自身はこの名を忌み嫌っていた。
ストーリー
編集この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
マフィアであるベン・シーゲルは、組織拡大のため西海岸へ行った際、ハリウッドで売れない女優のヴァージニア・ヒルと恋に落ちる。1945年、ラスベガス(当時は砂漠の中継点としてのさほど大きくない町だった)の小さな賭場を手に入れたベンは、その賭場を訪れた際にラスベガスにカジノ付き大ホテルを建設することを思いつく。フラミンゴ・ホテルと名付けられたそのホテルを建てるため、ベンはマフィア仲間から金を調達するが、ベンの壮大な計画を実現するには莫大な費用を必要とした。
キャスト
編集※括弧内は日本語吹き替え
- ベン(バグジー)・シーゲル - ウォーレン・ベイティ(小川真司)
- ヴァージニア・ヒル - アネット・ベニング(吉田理保子)
- ミッキー・コーエン - ハーヴェイ・カイテル(小林勝彦)
- マイヤー・ランスキー - ベン・キングズレー(大木民夫)
- ハリー・グリーンバーグ - エリオット・グールド(島香裕)
- ジョージ・ラフト - ジョー・マンテーニャ(西村知道)
- ジャック・ドラグナ - リチャード・C・サラフィアン
- フラッソ伯爵夫人 - ビビ・ニューワース(火野カチコ)
- フラッソ伯爵 - ジャン・カルロ・スカンドゥッツィ
- エスタ・シーゲル - ウェンディ・フィリップス
- ミリセント・シーゲル - ステファニー・メイソン
- バーバラ・シーゲル - キンバリー・マックロー
- デル・ウェッブ - アンディ・ロマーノ
- アレハンドロ - ロバート・ベルトラン
- チャーリー・ルチアーノ - ビル・グレアム
受賞
編集- 第64回アカデミー賞(1992年):美術(監督)賞(デニス・ガスナー)、美術(装置)賞(ナンシー・ハイ)、衣裳デザイン賞(アルバート・ウォルスキー)
- 第49回ゴールデングローブ賞(1991年):作品賞(ドラマ)
- 第17回ロサンゼルス映画批評家協会賞(1991年):作品賞、監督賞(バリー・レヴィンソン)、脚本賞(ジェームズ・トバック)
出典
編集- ^ “Bugsy (1991)” (英語). Box Office Mojo. 2010年8月1日閲覧。