ネオショ級給油艦英語: Neosho-class fleet replenishment oiler)とは、アメリカ海軍給油艦の艦級。

ネオショ級給油艦
AO-146 カウィシウィ (中央部の船、1950年代に撮影)
AO-146 カウィシウィ
(中央部の船、1950年代に撮影)
基本情報
種別 給油艦 (AO)
命名基準 アメリカ合衆国の河川
運用者  アメリカ海軍
建造期間 1952年 - 1955年
就役期間 1954年 - 1992年
同型艦 6
前級 スアミコ級 (AO)英語版
次級 ウィチタ級 (AOR)
要目
満載排水量 38,000t[1]
全長 655フィート (200 m)[1]
最大幅 86フィート (26 m)[1]
吃水 35フィート (11 m)[1]
ボイラー 2機
主機 ギアードタービン×2基
推進器 スクリュープロペラ×2軸
出力 28,000 shp
速力 19ノット (35 km/h)
搭載能力 燃料:180,000バレル[1]
乗員 当初:324名
MSC移管後:民間人106名+軍人21名[1]
兵装 ※MSC移管時に全て撤去
38口径5インチ単装砲塔×2基
※後部5インチ砲塔はヘリコプター甲板設置時に撤去
50口径3インチ連装速射砲×6基
搭載機 1960年代にヘリコプター甲板を後日装備、格納庫無し
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概要

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同級はアメリカ海軍にとって第二次世界大戦後初めて新規に建造された給油艦である。

個艦兵装については補給艦としては異例なまでの重装備で、艦の前後に38口径5インチ単装両用塔の砲塔が1基ずつ、50口径3インチ連装速射砲が艦の前部に2基、艦後部の上部構造物の4角に1基ずつの計6基搭載されていた。

しかし後の1960年代にヴァートレップ英語版用のヘリコプター甲板を設置する際に後部の5インチ砲塔が撤去され、その他の武装も1976年から1980年にかけて6隻全てが軍事海上輸送司令部(MSC)に移管された際に全て撤去された。

冷戦終結後の軍縮に伴い、1991年から1992年までに全艦が退役した。

同型艦

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艦番号と艦船接頭辞は、MSC移管前のもので表記する。
MSC移管後は、艦番号の艦種識別符号の先頭にT-が付けられ、艦船接頭辞もUSNSに変化するが、それ以後の番号と艦名は変化が無い。

艦番号 艦名 造船所 起工 進水 就役 MSC移管 退役 出展
AO-143 ネオショ
USS Neosho
ベスレヘム・スチール
フォアリバー造船所
1952年
9月2日
1953年
11月10日
1954年
9月24日
1978年
5月25日
1992年 [1][2]
AO-144 ミシシネワ
USS Mississinewa
ニューヨーク造船所 1953年
5月4日
1954年
6月12日
1955年
1月18日
1976年
11月15日
1991年 [3][4]
AO-145 ハサヤンパ
USS Hassayampa
1953年
7月13日
1954年
9月12日
1955年
4月15日
1978年
11月17日
1991年 [5][6]
AO-146 カウィシウィ
USS Kawishiwi
1953年
10月5日
1954年
12月11日
1955年
7月6日
1979年
10月10日
1992年 [7][8]
AO-147 トラッキー
USS Truckee
1953年
12月21日
1955年
3月10日
1955年
11月18日
1980年
1月30日
1991年 [9][10]
AO-148 ポンチャトーラ
USS Ponchatoula
1954年
3月1日
1955年
7月9日
1956年
1月12日
1980年
9月5日
1992年
8月31日
[11][12]

関連項目

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同時期の諸外国海軍の補給艦

参考文献・サイト

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