ニューロロボティクス(英語:Nurorobotics)は、神経科学脳科学人工知能ロボティクスを合わせた学際的な研究領域。工学の観点からは脳神経系の応用が期待され、理学・科学的観点からはロボットを用いて脳神経系のメカニズムの解明を目指している[1][2][3]。生物の神経とセンサ・アクチュエータを結合させたハイブリッドのニューロロボットが用いられ[4][2]、ニューロドライビングやニューロリハビリテーションなどの関連技術がある[3][5]。1980年頃に提唱されたものの、2016年現在になってもその領域は定まっていないとされる[2]

脚注・出典

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  1. ^ 工藤卓「用語解説 ニューロ・ロボティクス(Neurorobotics)」、『知能と情報』第21巻第2号、2009年、235頁。
  2. ^ a b c 工藤卓「ニューロロボットによる身体性認知科学」、『システム/制御/情報』第60巻第2号、2016年、66-72頁。
  3. ^ a b 林部充宏「ニューロロボティクスの創生 ―ロボティクスと脳神経科学との融合による医工連携―」、『SUIRAN』、41-45頁、2018年7月11日閲覧。
  4. ^ 工藤卓「用語解説 ニューロロボティクス(Neurorobotics)」、『知能と情報』第28巻第3号、2016年、79頁。
  5. ^ 立山晃「脳科学と技術の対話により、人間の理解に基づくイノベーションを創出する ―理研BSI-トヨタ連携センター第3期が始動―」、『RIKEN news』2015年6月、10-13頁、2018年7月11日閲覧。

外部リンク

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