ニュージーランドアオバズク
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ニュージーランドアオバズク(学名:Ninox novaeseelandiae)は、フクロウ科アオバズク属に分類される種。
ニュージーランドアオバズク | |||||||||||||||||||||||||||
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ニュージーランドアオバズク Ninox novaeseelandiae
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保全状況評価[1] | |||||||||||||||||||||||||||
LEAST CONCERN (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) | |||||||||||||||||||||||||||
分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||
Ninox novaeseelandiae (Gmelin, 1788)[2] | |||||||||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||||||||
ニュージーランドアオバズク[3] | |||||||||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||||||||
Morepork[2] |
分布
編集形態
編集全長約26-29 cm。翼長約183-222 mm。体色はふつう、上面が暗茶色で頭部から背中にかけて黄土色のまだら模様と縞模様が入る[4]。
分類
編集以前はミナミアオバズクN. boobook(小スンダ諸島、ニューギニア島、オーストラリア)やN. leucopsis(タスマニア島)が同種とされていた[1]。
2023年現在、3亜種に区分されている[2]。
- Ninox novaeseelandiae novaeseelandiae (Gmelin, JF, 1788)
- ニュージーランド(基亜種)
- Ninox novaeseelandiae undulata (Latham, 1801)
- ノーフォーク島
- †Ninox novaeseelandiae albaria Ramsay, EP, 1888
- ロード・ハウ島(絶滅亜種)[1]
生態
編集主に昆虫を捕食するが、場合によっては小型鳥類、トカゲ、ネズミ、コウモリなども食べる[4][5]。止まり木から飛びかかるか、飛びながら空中で獲物を捕らえる[4]。
日中は厚い木の葉や木の洞、洞穴や建物の中で眠る[5]。
鳴き声は低い声で「ル・ル」、「クォ・クォ」と数秒間隔で鳴く。この鳴き声から、マオリ族は本種を「ruru(ルル)」と呼ぶ[4]。
脚注
編集- ^ a b c d BirdLife International. 2016. Ninox novaeseelandiae. The IUCN Red List of Threatened Species 2016: e.T62023843A95186187. https://doi.org/10.2305/IUCN.UK.2016-3.RLTS.T62023843A95186187.en. Accessed on 19 October 2023.
- ^ a b c d Gill F, D Donsker & P Rasmussen (Eds). 2023. “Owls”. IOC World Bird List (v13.2). https://doi.org/10.14344/IOC.ML.13.2. Accessed on 19 October 2023.
- ^ 山崎剛史・亀谷辰朗・太田紀子「フクロウ目の新しい種和名」『山階鳥類学雑誌』第49巻 1号、山階鳥類研究所、2017年、31-40頁。
- ^ a b c d ハイモ・ミッコラ著・早矢仕有子監修『世界のフクロウ全種図鑑』460-461頁,エクスナレッジ,2018,9,1, ISBN 978-4-7678-2446-8
- ^ a b クリストファー・M・ペリンズ監修・山岸哲日本語版監修『世界鳥類事典』同朋舎,185頁,1996,12,20, ISBN 4-8104-1153-2