ニコライ・ルカビシュニコフ
ニコライ・ニコラエヴィチ・ルカビシュニコフ(ロシア語: Николай Николаевич Рукавишников、1932年9月18日 - 2002年10月19日)はソビエト連邦の宇宙飛行士。ソユーズ10号、ソユーズ16号、ソユーズ33号に搭乗した。
Nikolai Nikolayevich Rukavishnikov | |
---|---|
宇宙飛行士 | |
国籍 | ソビエト連邦 |
生誕 |
1932年9月18日 ソビエト連邦 ロシア社会主義連邦ソビエト共和国、トムスク |
死没 |
2002年10月19日 (70歳没) ロシア、モスクワ |
他の職業 | 物理学者 |
宇宙滞在期間 | 9d 21h 09m |
選抜試験 | Civilian Specialist Group 2 |
ミッション | ソユーズ10号, ソユーズ16号, ソユーズ33号 |
経歴
編集1957年にMoscow Engineering and Physics Instituteを卒業し、ソ連の宇宙開発産業に従事する。1957年から1967年までコロリョフ設計局のエンジニアであり、1968年5月27日宇宙飛行士に選抜される。
ソユーズL1ミッションの訓練を受けていたが、1969年にこの計画は中止となる。
1971年ソユーズ10号にテスト・エンジニアとして搭乗し、世界初の宇宙ステーションサリュート1号へのドッキングを行うはずだったが、完全なドッキングは出来なかった。
1974年ソユーズ16号にフライト・エンジニアとして搭乗し、アポロ・ソユーズテスト計画のリハーサルを行う。
1979年ソユーズ33号にコマンダーとして搭乗し、サリュート6号へのドッキングを果たす予定だったが、これもエンジンの不調により失敗。
宇宙ステーションを訪れる最後のチャンスとして1984年ソユーズT-11の搭乗する予定だったが、重度の風邪を患いメンバー交代となった。
1987年7月7日、宇宙飛行士を引退。コロリョフ設計局(後にNPO エネルギア)に戻った。
参考文献
編集- “Biographies of USSR / Russian Cosmonauts”. Space Facts. 2010年10月10日閲覧。
- “Rukavishnikov”. Encyclopedia Astronautica. 2010年10月10日閲覧。