ナイジェリア軍
ナイジェリア軍(英語: Nigerian Armed Forces)は、ナイジェリアの軍。王立西アフリカ辺境軍 (RWAFF) のナイジェリア連隊を前身として1960年にナイジェリアが独立したことにより編成された。ナイジェリア軍は政治や経済、社会に大きな影響力を有している。陸軍、海軍、空軍を保有している。ルワンダ、リベリアの紛争に参加し、シエラレオネ内戦ではECOMOGにも参加した他、近年ではボコ・ハラムとの戦闘も行っている。
ナイジェリア軍 | |
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創設 | 1960年 |
派生組織 | |
財政 | |
予算 | 21億ドル(2016年)[要出典] |
軍費/GDP | 0.4%[要出典] |
関連項目 | |
歴史 | ビアフラ戦争 |
データ
編集- 正規兵力
- 予算
ナイジェリア陸軍
編集→詳細は「ナイジェリア陸軍」を参照
約6万人の正規兵力を有し[1]、歩兵師団および機甲師団などを保有。また、官制企業DICON社によって主な小火器(ブローニング・ハイパワー、FN FAL、AK-47、ベレッタM12、FN MAG、迫撃砲)を自国にてライセンス生産している[要出典]。
- 第1師団
- 第2師団
- 第3装甲師団
- 第81師団
- 第82師団
- 第72特殊部隊大隊
ナイジェリア海軍
編集→詳細は「ナイジェリア海軍」および「ナイジェリア海軍艦艇一覧」を参照
船艇部隊の他にも海上警備部隊や特殊舟艇部隊を保有している。保有船舶についてはナイジェリア海軍艦艇一覧を参照。
- 海軍司令部
- 西部海軍部隊
- 東部海軍部隊
- 中央海軍部隊
- 海軍訓練部隊
- 補給部隊
ナイジェリア空軍
編集→詳細は「ナイジェリア空軍」を参照
中国製の殲撃七型を主力戦闘機にしており、2020年にはパキスタンから単座型のJF-17 Block2を3機受領している。また、練習機としてはアルファジェットやMB-339、L-39。輸送機はC-130、G.222、ドルニエ 228、ATR 42。ヘリコプターはフランス製のSA 330、SA 341、AS 332やロシア製のMi-17およびMi-35を使用している。無人攻撃機では彩虹3を中国から導入している[2]。また、装甲車両として南アフリカのマローダーを保有している[3]。
その他
編集- ナイジェリア機動警察は、ナイジェリア警察が保有する部隊で、準軍事組織とみなされる[要出典]。
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ a b c d ナイジェリア基礎データ - 外務省(2017年5月28日閲覧)
- ^ “Nigerian Air Force graduates first locally trained UAV pilots”. DefenceWeb. (2018年3月7日) 2019年7月1日閲覧。
- ^ Charles Forrester (2019年3月29日). “Nigerian Air Force receives Paramount Marauders”. janes.com. 2024年11月9日閲覧。
参考文献
編集- 落合, 雄彦「第2章転換期を迎えた国軍と国防政策」『ナイジェリア―第四共和制の行方』39号、アジア経済研究所〈アジ研トピックリポート〉、2000年。ISBN 978-4258260188 。
- Gardiner, Robert (1996). Conway's All the World's Fighting Ships 1947-1995. Naval Institute Press. ISBN 978-1557501325
- IISS (2018). The Military Balance. ラウトレッジ. ISBN 978-1857439557