ナアレフ
ナアレフ(英語: Naalehu)はアメリカ合衆国ハワイ州ハワイ島カウ地区にある町。ハワイ島の最南端に存在する。ナアレフ(Naʻālehu)はハワイ語で「火山灰」を意味する[1]。 ナアレフは国勢調査指定地域(CPD)の名称でもあり、現地の住民たちが捉えるナアレフとは若干異なる。
地勢
編集ハワイ島最南端の町であると同時に、アメリカ合衆国の全50州中、郵便局がある場所で最南端に当たる。
人口構成
編集ナアレフ国勢調査指定地域の2000年調査では、人口は919人、290所帯、209家族であった。人種構成は、白人8.38%、アフリカ系アメリカ人0.33%、アメリカ原住民0.11%、アジア人45.59%、太平洋諸島からの移民系13.82%、その他の人種0.33%、複数の人種混血31.45%であった。ヒスパニック系は全体の5.44%であった。
2010年調査では866人となっている。
その他
編集ビゲロー・エアロスペース社の通信施設がある。アメリカ最南端のレストラン「ハナ・ホウ・レストラン」、アメリカ最南端のカフェ「カ・ラエ・コーヒー」、「米国50州最南端のベーカリー」を自称するプナルウ・ベイク・ショップ(Punaluu Bake Shop & Visitor Center)などがある。プルナウ・ベイク・ショップで作られたパンはヒロやカイルア・コナのスーパーでも広く販売されている[2]。
交通
編集画像
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ビゲロー・エアロスペース社の通信施設
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米国50州で最南にあるバーと自称する「シャカ・レストラン」
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「プナルウ・ベイク・ショップ」はプナルウではなく、ナアレフにある
関連項目
編集外部リンク
編集脚注
編集- ^ Pukui・Mary Kawena共著『Place Names of Hawaii』(University of Hawaii Press出版)ISBN=0-8248-0524-0
- ^ Punaluu Bake Shop - Our Famous Sweet Bread