この項目では、悪魔について説明しています。その他の用法については「ナアマ」をご覧ください。 |
ナアマ(NaamahまたはNa'amah、ヘブライ語: נַעֲמָה「楽しい」「愉快な」を意味する)は、ユダヤ教神秘主義(英語版)の基礎的な著作であるゾーハルに記述されている女悪魔。
ナアマはゾーハルにおいて、大天使サマエルの妻の一人として登場する。彼女は、彼女の一味であるリリスと共に、子供達に癲癇を引き起こす。カインがアベルを殺害した後、アダムは130年間イヴから離れる。この間、リリスとナアマは彼を訪ねて、人類にとって疫病となる彼の悪魔の子供を産む(ゾーハル 3:76b-77a)。