ドビー・グレイDobie Gray1940年7月26日 - 2011年12月6日)は、アメリカR&Bシンガーソングライター

ドビー・グレイ
Dobie Gray
オランダでのドビー・グレイ(1974年)
基本情報
出生名 Lawrence Darrow Brown
別名
  • Leonard Ainsworth
  • Larry Curtis
  • Larry Dennis
  • Larry Brown
生誕 (1940-07-26) 1940年7月26日
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 テキサス州サイモントン
死没 (2011-12-06) 2011年12月6日(71歳没)
ジャンル ソウルR&Bポップスカントリー
職業 歌手、ソングライター、音楽プロデューサー
担当楽器 ボーカル
活動期間 1960年 - 2011年
レーベル デッカ、White Whale、Infinity
公式サイト www.dobiegray.com

代表曲に「ジ・イン・クラウド」(1964年)、「Drift Away」(1973年)などがある。

生涯・人物

編集

アメリカ・テキサス州西部に位置する、小さな町のサイモントンで小作人の一家に生まれる。現地でゴスペルミュージックと出会い、1960年にロサンゼルスへ移り、レオナード・エインズワースやラリー・カーティス、ラリー・デニスなる歌手名で活動していたが、ソニー&シェールの一人、ソニー・ボノに認められ、ローカルレーベルのストライプレコーズなるレーベルと契約すると同時に名前をドビー・グレイに改める。1965年に発表した「The 'In" Crowd」が全米シングルチャートの13位を記録し知名度を上げると、1973年にカントリーシンガーのメンター・ウィリアムスのペンによるシングル「Drift Away」[1]が全米シングルチャートの5位を記録するヒットとなり、アメリカでゴールドディスクを獲得すると共に、ロッド・スチュワートマイケル・ボルトンアンクル・クラッカー等のシンガーもカヴァーしている。

2011年12月6日、癌により死去。享年71歳。2005年までに14枚のスタジオ・アルバムを遺した。

ディスコグラフィ

編集

スタジオ・アルバム

編集
  • Look (1963年、Stripe)
  • 『シングス・フォー "イン" クラウダーズ・ザット・ゴー "ゴー・ゴー"』 - Dobie Gray Sings for "In" Crowders That Go "Go-Go" (1965年、Charger)
  • 『明日なきさすらい』 - Drift Away (1973年、Decca/MCA)
  • 『ラビング・アームス』 - Loving Arms (1973年、MCA)
  • 『ヘイ・ディキシー』 - Hey Dixie (1975年、MCA)
  • New Ray of Sunshine (1975年、Capricorn)
  • Let Go (1977年、Capricorn)
  • Midnight Diamond (1978年、Infinity)
  • Dobie Gray (1979年、Infinity)
  • Welcome Home (1981年、Equity/Robox)
  • From Where I Stand (1986年、Capitol/EMI)
  • Love's Talkin' (1987年、Capitol/EMI)
  • Soul Days (2001年、CDMemphis)
  • Songs of the Season (2001年、Dobie Gray Prods)

ポリューション

編集
  • Pollution (1970年、Prophecy/Atlantic)
  • Pollution II (1971年、Prophecy/Atlantic)

コンピレーション・アルバム

編集
  • The Best of Dobie Gray (1978年、Gallo)
  • Dobie Gray & Mary Wells (1978年、Gusto Inc.) ※with メリー・ウェルズ
  • Mellow Man (1978年、Capricorn)
  • Premiere Performance (1981年、Myrrh)
  • Dobie Gray: His Very Best (1996年、Razor & Tie)
  • Diamond Cuts (1998年、Dobie Gray Prods)
  • Dobie Gray: The Ultimate (2001年、Universal Hip-O)
  • Dobie Gray: A Decade of Dobie (1969–1979) (2005年、UMG/Select-O-Hits)

脚注

編集
  1. ^ 元々はメンター・ウィリアムスが1970年に発表し、イギリス人シンガーで1962年に「Don't You Think It's Time」等のヒットを放ったマイク・ベリー1972年に発表したのがオリジナルである。

外部リンク

編集