ドゥブル橋
パリの橋
ドゥブル橋(Pont au Double)は、フランスのパリ、セーヌ川に架かる橋である。4区のシテ島と5区のモンテベロ河岸通りを結んでいる。名前は騎乗で渡るのに徒歩の2倍(ドゥブル)の通行料が必要だったことからとられた[1]。
ドゥブル橋 | |
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基本情報 | |
国 | フランス |
所在地 | パリ |
交差物件 | セーヌ川 |
設計者 施工者 |
アンリ・プロスペ・ベルナール ジュール・ラックス |
建設 | 1881-1883年 |
座標 | 北緯48度51分09秒 東経2度20分54秒 / 北緯48.85250度 東経2.34833度座標: 北緯48度51分09秒 東経2度20分54秒 / 北緯48.85250度 東経2.34833度 |
構造諸元 | |
形式 | アーチ橋 |
材料 | 鋳鉄 |
全長 | 45m |
幅 | 20m |
最大支間長 | 45m |
関連項目 | |
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式 |
起源は1625年で、当初は市立病院橋と呼ばれていた。木造で二つのアーチを持っていたこの橋の上に市立病院の病室が建てられていたためである[1]。1633年、1709年に崩落、1772年に火災を原因として架け替えが行なわれている[1]。現在の姿になったのは1847年のことである[1]。
交通
編集隣の橋
編集脚注
編集- ^ a b c d 渡辺淳『パリの橋: セーヌ河とその周辺』丸善〈丸善ブックス〉、2004年、77-78頁。ISBN 9784621061039 。