ドゥクサ級駆逐艦(ドゥクサきゅうくちくかん)はギリシャ海軍駆逐艦の艦級である。

ドゥクサ級駆逐艦
基本情報
艦種 駆逐艦
次級 Thyella級
要目
常備排水量 350トン
全長 67.0m
最大幅 6.1m
吃水 2.7m
機関方式 型式不明石炭専焼円缶4基+三段膨張式レシプロ機関2基2軸推進
出力 6,800hp
最大速力 30.0ノット
航続距離 17ノット/1,000海里
燃料 90トン(石炭)
乗員 58名
兵装 オチキス 7.6cm(40口径)単装速射砲2基
オチキス 5.7cm(40口径)単装速射4基
45cm水上魚雷発射管単装2基
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概要

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本級はオスマン帝国海軍への対抗として1905年にドイツのフルカン社に発注された艦級である。

同型艦

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  • ニキ (Niki)
    • フルカン社スティッティン造船所にて1905年起工 1906年5月30日進水、1906年竣工。1925~1927年に近代化改装。1941年4月に連合軍に参加1945年除籍。
  • アスピス (Aspis)
    • フルカン社スティッティン造船所にて1905年起工 1905年進水、1907年4月3日竣工。1925~1927年に近代化改装。1941年4月に連合軍に参加1945年除籍。
  • ドゥクサ (Doxa)
    • フルカン社スティッティン造船所にて1905年起工 1906年7月18日進水、1906年竣工。1916年10月に連合軍に接収後、17年6月17日にフランス海軍の指揮下でミロス島沖を行動中にドイツ海軍のUボート「UB47」の雷撃で撃沈される。
  • ヴェロス(Velos)
    • フルカン社スティッティン造船所にて1905年起工 1907年5月8日進水、1907年竣工。1925~1927年に近代化改装。1926年に除籍後、解体処分。

参考文献

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  • 「All the world's fighting ships 1860-1905」(Conway)
  • 「All the world's fighting ships 1906-1921」(Conway)

関連項目

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外部リンク

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