トーロ (スペイン)
スペインの町
トーロ(スペイン語: Toro)は、スペイン・カスティーリャ・イ・レオン州サモーラ県のムニシピオ(基礎自治体)。
時計塔 | |
州 | カスティーリャ・イ・レオン州 |
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県 | サモーラ県 |
面積 | 324.79 km² |
標高 | 740m |
人口 | 9,115 人 (2016年) |
人口密度 | 28.06 人/km² |
住民呼称 | toresano/-a、cermeño/-a |
守護聖人 | Santísimo Cristo de las Batallas、 Virgen del Canto |
北緯41度31分34秒 西経5度23分41秒 / 北緯41.52611度 西経5.39472度座標: 北緯41度31分34秒 西経5度23分41秒 / 北緯41.52611度 西経5.39472度
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地理
編集イベリア半島北西部、ドゥエロ川岸の北部メセタに位置する。市街はドゥエロ川を見下ろす丘の上にある。
人口
編集トーロの人口推移 1900-2010 |
出典:INE(スペイン国立統計局)1900年 - 1991年[1]、1996年 - [2] |
歴史
編集紀元前28年、カンタブリア人とアストゥリアス人への攻撃のため、ローマ人は都市に定住する以前に近くに野営をした。トーロはフェニキア人にはアルボセラ(Albocela)またはアルブカラ(Arbucala)の名で知られていた。
第二次カスティーリャ継承戦争中の1476年、トーロの町はフアナ王女を支持するポルトガル軍が占領していた。イサベル王女支持者たちは、占領者への反乱を企んだ。総督フアン・デ・ウジョーアは、フアナ王女派であり、容疑者全員を絞首台へ送った。しかしフアン・デ・モンロイの妻アントーナには、自宅の玄関前での鉄環絞首刑を命じた。女王となった後イサベル1世はトーロに入場し、茶色の扉に救済のレリーフを描かせた。
4世紀にわたりトーロはコルテスで投票する権利のある17の都市のひとつであった。
経済
編集トーロの経済は第一次産業が主体である。トーロで作られるワインは高品質で、原産地呼称制度が適用されたトーロ (DO)の名称で知られている。次いで食品製造、製糖、パン、菓子の製造が行われている。
みどころ
編集- サンタ・マリーア・マヨール教会 - サモーラ大聖堂の参事会教会。ロマネスク様式とゴシック様式の混合。
- サン・サルバドール・デ・ロス・カバジェーロス教会 - ムデハル様式。
- サンタ・ソフィア修道院 - ゴシック様式。
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サンタ・マリア・マヨール教会
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サン・サルバドール教会
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トーロの闘牛場
姉妹都市
編集出身者
編集- ヘスス・ロペス=コボス(1940-) : 指揮者。