コンドン
フランスのコミューン
コンドン (Condom) は、フランスのオクシタニー地域圏ジェール県にある、人口7千人あまりのコミューン(町)である。コンドム、コンドームとも表記されるが、鼻母音で「コ」と「ド」を鼻に抜いて発音する。
コンドン | |
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行政 | |
国 | フランス |
地域圏 (Région) | オクシタニー地域圏 |
県 (département) | ジェール県 |
郡 (arrondissement) | 郡庁舎所在地 |
小郡 (canton) | 小郡庁舎所在地 |
INSEEコード | 32107 |
郵便番号 | 32100 |
市長(任期) |
Bernard Gallardo (2008年-2014年) |
自治体間連合 (fr) | Communauté de communes de la Ténarèze |
人口動態 | |
人口 |
7 251人 (1999年) |
人口密度 | 人/km2 |
地理 | |
座標 | 北緯43度57分30秒 東経0度22分25秒 / 北緯43.9583333333度 東経0.373611111111度座標: 北緯43度57分30秒 東経0度22分25秒 / 北緯43.9583333333度 東経0.373611111111度 |
標高 |
平均:82 m 最低:62 m 最高:190 m |
面積 | 97.37km2 (9 737ha) |
地理
編集ジェール県北部にあり、県内では県庁所在地オーシュに次ぎ、人口の多いコミューンである。
歴史
編集この町はかつて、スペイン北西部にあるサンティアゴ・デ・コンポステーラへむかう巡礼路にあり、交通の要衝として栄えていた。
産業
編集ジェール県はフランスでも人口密度がかなり低い県で、産業の主体は農業である。特産品にコニャックと並ぶ高品質のブランデーとして知られているアルマニャックがあり、コンドンがその生産の拠点になっている。
中世から交通の要衝、宿場町として栄えており、観光も重要な産業の一つである。県北部の文化・経済の中心都市で、農産物の集散地であるとともに、商業も盛んである。
名所
編集13世紀の建築とされるモトとプイパルダンの2つの城をはじめ、フランス文化省が指定した19の文化財がある。コンドンの大聖堂は、特に有名である。
その他
編集避妊具のコンドームは、医師コンドームが発明したとするのが一般的であるが、この町に起源を持つとする説もある。