トカプチ400
トカプチ400は北海道東部の十勝地方を8の字に巡る、北海道で初めて国が定めるナショナルサイクルルートである[1]。「トカプチ」=アイヌ語の転訛で「十勝」であり、「400」は総延長が403キロメートルであることに由来する。
NCR | |
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トカプチ400 | |
総延長 | 403km |
制定年 | 2021年 |
起点 | 北海道帯広市JR帯広駅 |
主な 経由都市 |
北海道河東郡音更町 河東郡士幌町 河東郡上士幌町 河東郡鹿追町 中川郡幕別町 河西郡中札内村 河西郡更別村 広尾郡大樹町 中川郡豊頃町 十勝郡浦幌町 中川郡池田町 |
終点 | 北海道帯広市JR帯広駅 |
接続する 主な道路 (記法) |
国道38号 国道236号 国道241号 国道242号 国道273号 国道274号 国道336号 |
■テンプレート(■ノート ■使い方) ■PJ道路 |
十勝地方でのサイクルツーリズムの推進に向けたスタートは2015年に「十勝サイクルツーリズム研究会」が発足したことから始まり、2017年にナショナルサイクルルートの元となるルートを設定して、路面標示や、案内看板の設置など環境整備を行った。また、レンタサイクル事業などにも取り組み環境を醸成している[2]。
ルート
編集帯広市のJR帯広駅を起終点に途中大雪山国立公園や日高山脈襟裳十勝国立公園、太平洋と沿岸湖沼の自然景観と北海道遺産にも指定される古の文化財、十勝平野で営まれる農業・酪農の田園風景を8の字に結ぶ循環基幹ルートである。 コースには十勝地方で指定されている3か所のシーニックバイウェイが含まれている。