ディーン・ブラウン (ギタリスト)

アメリカ合衆国のギタリスト

ディーン・ブラウンDean Brown1955年8月19日 - 2024年1月26日)は、セッションギタリスト。幅広い分野で活動するが、ソロにおいてはジャズフュージョンのスタイルを演奏する。

ディーン・ブラウン
Dean Brown
基本情報
生誕 (1955-08-19) 1955年8月19日
出身地 フランスの旗 フランス シャトールー
死没 2024年1月26日(2024-01-26)(68歳没)
ジャンル フュージョン
担当楽器 ギター
活動期間 1982年 - 2024年
レーベル ESC、JVC Victor、BHM、Moosicus
公式サイト www.deanbrown.com
著名使用楽器
Parker Fly、Roland GR-505Fender American Deluxe Stratocaster HSS

略歴

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フランスに生まれ、2歳の時アメリカに移るが、10歳の時フランスに戻る。2年後、再びアメリカに戻る。15歳の時に歌手/ギタリストとしてバンドのフロントに立つ。ジョージ・ワシントン大学を卒業後、バークリー音楽大学に通い作曲を学ぶ。同期のギタリストにマイク・スターンビル・フリゼールがいる。1981年にビリー・コブハムのバンドに参加する。

1980年代から1990年代にかけてマーカス・ミラーデイヴィッド・サンボーン、再結成したブレッカー・ブラザーズジョー・サンプルボブ・ジェームスカーク・ウェイラム等数多くのミュージシャンのセッション・ミュージシャンとして活躍した。

四半世紀近くの長い経歴を経て、2000年にソロ・デビュー・アルバム『ヒア』を発表。彼の交友歴を象徴するようにブレッカー・ブラザーズやビリー・コブハム、ジョージ・デュークビル・エヴァンス、マーカス・ミラー、リッキー・ピーターソン、デイヴィッド・サンボーン、アンディー・スニッツァー等多くの有名ミュージシャンを招いている。2004年にはアルバム『グルーヴ・ウォリアー』をリリース。

ベーシストのウィル・リー、ドラマーのデニス・チェンバースと「DBIII(ディービースリー)」を結成し、2008年に日本のコットン・クラブでライブを行い、この模様をライブ・アルバムとして発売する。2009年も同メンバーで来日、2010年の公演ではビリー・コブハムをゲストに迎えてライブを行っている。2010年9月には東京JAZZのために来日。クリス・ミン・ドーキー&ノーマッズ、ロバータ・フラックのメンバーとしてプレイした。2012年春に来日する予定だったが延期され、9月にバーナード・マセリ (electric vibes)、アーネスト・ティブス(b)、マーヴィン "Smitty" スミス(ds)というメンバーで来日を果たした。

がんとの闘病の末、2024年1月26日に死去。68歳没[1]

ディスコグラフィ

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アルバム

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  • 『ヒア』 - Here (2000年、ESC)
  • 『グルーヴ・ウォリアー』 - Groove Warrior (2004年、ESC)
  • DBIII Live at the Cotton Club Tokyo (2009年、BHM)
  • Unfinished Business (2012年、Bfm Jazz)
  • Rolajafufu (2016年、Audio & Video Labs)[2]

脚注

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  1. ^ Bennie (2024年1月27日). “Dean Brown Obituary: Famous Jazz Guitarist and Session Musician, Dean Brown Has Sadly Died” (英語). Indian Hausa. 2024年1月28日閲覧。
  2. ^ Dean Brown | Album Discography | AllMusic”. AllMusic. 21 May 2018閲覧。

外部リンク

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